令和4年度 学校訪問

 毎年1回、石川県教育委員会金沢教育事務所の皆様と内灘町教育委員会の皆様、教育委員の皆様が来校して学校の様子や子ども達の様子を参観し、学校に指導助言をする機会があります。今年度は5月19日(木)に行われ、子ども達の元気なあいさつと授業に対する参加度について評価をいただきました。子ども達の様子を紹介します。

 1年生 道徳 「よいこととわるいこと」

 動物学校の動物が学校生活の様々な場面で、よいことと悪いことをしている資料を使って、子ども達に考えさせていました。ワークシートに書いた後、隣同士ペアで理由をつけて話し合うことができました。

 そして、自分がよいことをした時の気持ちを思い出し、よいことをしていこうという意欲が高まりました。

 

 

 2年生 国語 「たんぽぽのちえ」

 1年生で学習した説明文「じどう車くらべ」では、説明の順序に気をつけながら読む学習をしましたが、その時の学習を活かして「たんぽぽのちえ」では、順序やわけを表す言葉に着目して、内容の大体を捉える学習をします。

 授業の始めの方では、今日はどんな課題で学習をするのか、単元計画の掲示を見て確かめようとしている子が何人かいました。また、たんぽぽの4つのちえは何だったか近くの子に説明する場面があり、子ども達は一生懸命説明しようとしていました。

 

 

 3年生 社会 「内灘町ってどんなところかな」

 1,2年生の生活科で学校探検や地域探検をしたことをベースに3年生から学習がスタートする社会科では、自分たちの住む内灘町について調べる学習が始まります。内灘町の土地の使われ方の地図資料を使って、町の方位と土地の高低から土地の使われ方には場所によって違いがあることを学習しました。

 

 

 4年生 国語 「アップとルーズで伝える」

 アップとルーズの2枚の写真から、それぞれの長所と短所を考え、筆者の「伝えたいことに合わせて選んだり組み合わせたりする」という考えを学習しました。自分の考えを持った後に、タブレットのオクリンクを使いみんなで共有することで、友だちの考えと比べながら確認ができていました。

 

 5年生 算数 「かけ算の世界を広げよう」

 4年生までの整数同士のかけ算から5年生では、小数×整数や小数×小数に世界が広がっていきます。小数×小数はどうやって計算したらよいか、かけ算のきまりを使って考えていました。4、5、6年生は算数少人数で習熟度に応じて「イルカコース」と「クジラコース」に分かれて学習します。どちらのコースの子ども達も集中して学習していました。

 

 

 

 6年生 理科 「動物のからだのはたらき」

 この学習では、体のつくりと呼吸、消化、排出及び循環の働きに着目し、生命を維持する働きをいろいろな面から調べることで、人や他の動物の体のつくりやはたらきについて学習していきます。この時間は、〈食べ物は口の中で別のものに変化するのか〉という課題でだ液がごはんつぶを変化させるかどうか調べていました。5年生で学習した条件制御の考えを使って、条件を整えていました。ヨウ素液を入れた結果、ごはんつぶだけのものは青紫色に変化しましたが、だ液を入れたものは色が変化しませんでした。このことから言えることは・・・・・・。

 

 

 なかよし学級 算数 「いくつかなよくみてね」(3年)

           「九九を見直そう」(4年 5年 6年)

 複数学年が在籍するなかよし学級は、一斉学習するのが大変です。担任の川崎先生は、個に応じたプランで学習を組み立てます。3年生は、支援の先生と一緒に、1~5までの数字と数量のマッチングをする学習をしました。4年生と5年生は、九九を練習したり、10のかけ算を学習したりしました。

 

  かがやき学級 国語 「たのしみは」

 かがやき学級は6年生が1人在籍しています。交流はしていますが、国語の時間は担任の先生と2人で学習です。この時間は、「たのしみは」で始まる短歌を作りました。五七五七七の言葉で作るのはなかなか難しく、自分の気持ちを表そうとすると、字余りになってしまいます。でも、自分の思いを素直に表現できていますね。