平成24年度 鵜川中学校学校研究の歩み
 本校は今年度、これまでの道徳教育研究や活用力向上研究を踏まえ、今一度基礎・基本の定着を目指した授業づくりを主なテーマとして研究に取り組んでまいりました。その際、「授業研究の前に」、生徒に守らせたいことを確認しあいました。それは、例えば自習時間は静かに課題に向き合う、テストやプリント学習のときにはまず記名をおこなう、授業前後の挨拶を徹底する、といった極めて当然の事柄ばかりでした。しかしあらためて生徒に自覚を促すことで授業に対する姿勢が確かなものになると考えました。
 また私たち自身も、基本に立ち返り、「ねらいと課題」「学習活動」「まとめや振り返り」が一連の流れとなる授業を展開するよう心がけ、基礎・基本の定着が確実に図られるよう実践を積み重ねてきました。
 本年度も私たちの研究の一端を公開することといたしました。昨年度同様、本校の研究進展のため、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。      

     

平成23年度 鵜川中学校学校研究の歩み

 本校は文部科学省の委嘱を受け、平成20年度・21年度の2年間にわたって「道徳教育実践研究事業推進校」として研究をおこないました。また平成22年度は、石川県教育委員会指定の「活用力向上パイロット事業」の指定を受け、研究を進めてまいりました。これらの研究成果は本校ホームページのほか、石川県教育委員会ホームページ(いしかわ学力向上プログラム)にも掲載されています。

さて今年度はこれまでの研究を踏まえたうえで、次の諸課題に取り組んでまいりました。

1  国語科を中核とした言語活動を充実させる。

2  小集団活動を効果的に活用する。

3  「教師の言語活動」の改善に取り組むとともに、特別支援教育の視点を生かした指導技術を身につける。

   ※「教師の言語活動」とは・・・授業をはじめとする学校教育活動においては、発問を工夫したり生徒とのやり取りを効果的におこなったりする基本的な技術が必要である。本校では、それらの技術を「教師の言語活動」ととらえ、そのよりよい在り方を追究するとともに、その習得を目指している。

4  抽出児を基軸とした授業の組み立てを工夫する。

 今年度、道徳の授業は基本的にすべて公開し、さらに各教科の公開授業も数多く実施して、授業整理会を重ねてきました。しかし課題を十分に達成することは非常に困難でした。ただ幸いであったのは、研究を推進することで、自らの至らなさを自覚することができたということでした。「もっとよい授業を作りたい」 ― 授業を重ねるごとにその思いはつのります。

 ここに私たちの研究の一端を公開することといたしました。本校の研究進展のため、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

     

      研究紀要(鵜川中).pdf    研究レポート(鵜川中).pdf
活用力向上パイロット事業 学校公開について
前期・後期の公開が終了いたしました。
たくさんの方にご来校いただき,また,貴重なご意見をいただき,ありがとうございました。
職員一同で,今後の研究に必ず活かしていくことを確認したところです。
今後とも引き続きご指導いただきますようお願い致します。
以下,3学期の研究授業や校内研修の予定です。これら3学期の取組も公開しておりますので
ぜひご来校いただき,ご指導ください。(丸数字は校時・・・毎時45分~35分)
1月25日① 1年数学 数量関係(学力調査の過去問を利用して)
1月28日① 2年社会 過疎問題とその取り組み
2月 3日④ 3年英語 (奥能登サポート研修)
2月10日② 3年理科 科学技術と人間
2月10日④ 1年美術 みんなにやさしいユニバーサルデザイン
2月21日(月) 授業公開 ④数学,社会,英語
                 ⑤美術,国語,理科  (時間割を変更しました。2/16)
          校内研修 本年度の校内研究の検証と来年度の方針(15時~)
            ①各教科の成果と課題
            ②今年度の取組の検証
              研究主題を具現化するための手立ては有効だったか
            ③学力向上の取組について
            ④来年度にむけて 
              金沢大学准教授折川先生をお招きして指導・助言をいただきました。       
              また金沢の中学校からも研修会に参加していただき貴重なご意見をいただきました。
              ありがとうございます。
3月4日⑤ 3年国語 書く力を身につける「中学生にとってケータイは必要か」
3月22日 1年国語 書く力を身につける
3月23日 2年英語 Look up で話そう
 
本年度の公開は終了したしました。ありがとうございました。
3学期の公開予定(活用力向上パイロット事業)
1月25日① 1年数学 数量関係(学力調査の過去問を利用して)
1月28日① 2年社会 過疎問題とその取り組み
2月 3日④ 3年英語 (奥能登サポート研修)
2月10日② 3年理科 科学技術と人間
2月10日④ 1年美術 みんなにやさしいユニバーサルデザイン
2月21日(月) 授業公開 ④数学,社会,英語
                 ⑤美術,国語,理科  (時間割を変更しました。2/16)
          校内研修 本年度の校内研究の検証と来年度の方針(15時~)
            ①各教科の成果と課題
            ②今年度の取組の検証
              研究主題を具現化するための手立ては有効だったか
            ③学力向上の取組について
            ④来年度にむけて 
              金沢大学准教授折川先生をお招きして指導・助言をいただきます。       
2月中     2年国語 描写の効果(小説)
11月10日 後期「活用力向上パイロット事業」学校公開について
11月10日(水) 以下の通り後期の公開をいたしました。
たくさんの方にご来校いただき,また,貴重なご意見をいただき,ありがとうございました。
職員一同で,今後の研究に必ず活かしていくことを確認したところです。
今後とも引き続きご指導いただきますようお願い致します。
 
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5限 13:00~13:50
    1年数学 方程式  方程式の問題をつくろう
    2年社会 アジアの日本から世界の日本へ  日露戦争と日本の立場
    3年英語 Unit5 Cell Phone - For or Against?  意見を述べる
6限 14:00~14:50
    1年美術 モダンテクニックを使って  デカルコマニー
    2年国語 古典に親しむ  徒然草を読み,自分の考えを持つ
    3年理科 生物と細胞の生殖  生物のふえ方
校内研修 15:10~16:40
    研究協議題 「活用力の向上を目指した授業の展開について」
             ~国語科の授業整理会を中心として~
        2年国語の授業整理を通して,各教科での言語活動や
        効果的な小集団活動についての研修を深める。
7月6日 「活用力向上パイロット事業」学校公開について
以下の日程の通り開催いたします。
耐震工事の折,駐車場も少ないこともあり,ぜひお乗り合わせの上ご来校ください。
7月6日(火)
 13:30~ 5限目授業公開
         1年数学 資料の散らばりと代表値
         2年国語 人間のきずな
         3年理科 金属資源と酸素の化学変化
 14:30~ 6限目授業公開
         1年美術 想像の世界へ(鑑賞)
         2年社会 国会開設の歩み
         3年英語 Unit3,Our sister in Nepal
 15:40~ 校内研修会公開
         研究概要説明
         レポート交流(研究主題,個人研究テーマにのっとって)
           各教科における言語活動
平成22年度 「活用力向上パイロット事業」について
本年度の校内研修会を以下のとおり計画しております。
たくさんの方にご来校いただき,ご意見をいただければ幸いです。
参加を希望される方は,所定の手続きの上ご来校ください。
 
基本的な公開の方針
 14:45~15:35 6限目,授業公開
 15:45~16:45 校内研修会(ミニ授業整理会,研究主題にかかわる協議・研修etc.)
 
日程 (自主公開を推進していますので,逐一更新します)
 4/28 国語(2年生)
 5/14 数学(1年生)
 5/17 校内研修会(金沢大学准教授 折川先生をお招きして)
 5/28 英語(3年生)
 5/31 社会(2年生)
 6/22 国語(2年生)
 6/23 美術(1年生)
 7/06 第1回 活用力向上パイロット事業 公開日
 7/08 社会(1年生)
 8/03 校内研修 レポート報告会:教育書の読み合わせを通した実践の理論づけ
 8/30 校内研修 レポート報告会:小集団活動の取組
 9/16 美術(1年生)
10/01 国語(2年生)
10/08 理科(3年生)
10/13 数学(1年生)
10/26 美術(1年生)
11/10 第2回 活用力向上パイロット事業 公開日
12/22 国語(2年生)
 1/ ~研究のまとめと来年度の構想
 

平成22年度 学力向上の取組について
>以下の4点を中心にすえて取組を進めていきます。
 学習を支える基盤づくり
  教室環境,ベル着,挨拶,信頼感のある人間関係
2 授業を支える指導技術の習得(特別支援教育に学ぶ)
  板書,話し方(発問,指示,説明,課題や教材の提示),ノート指導,見通しの持たせ方

3 教科の壁を乗り越える工夫

国語科を中核とした言語活動の充実

小集団活動の効果的な活用

抽出児を基軸とした授業評価と改善

4 研究がつながるための工夫

①個人研究テーマの設定

   研究主題をふまえたテーマ設定

   校内研修での中間報告と年間のまとめ

②一人月1回以上の授業公開

   計画外にも積極的な自主公開の推進と自由な相互参観 
③授業整理会の工夫
   学年団を軸としたミニ整理会と全員参加の授業研究や研修会の併用

◇成果の検証

  ・授業記録やノート記述に残る生徒の思考の変容

  ・各種アンケート調査や授業の見取り(生徒の発言の変容)

  ・テストやドリル等の通過率や記入の変化,無回答率の変化
平成20・21年度 文部科学省指定「道徳教育実践研究事業」
本日は本校までお越しいただきありがとうございました。 
なお,研究紀要および当日の授業指導案は以下よりダウンロードできます。
ご意見やご指導をいただければ幸いです。
 
 
道徳年間指導計画
本校の研究
研究主題 : 主体的に判断し,行動する心豊かな生徒の育成
         ~「道徳の時間」を要とした道徳教育の充実を通して~
 
研究のねらい
 生徒自身が学校や家庭、地域の中で他者とのかかわりを大切にし,自己を見つめ主体的にかかわろうとすることで、規範意識を高めていくこと
 
研究内容
・道徳の時間において、お互いの考えや思いを尊重し、学び会うことを大切にする授業実践によって規範意識を高めていく。
・総合的な学習の時間や特別活動等の体験活動において、ねらいを明確にし他者とのかかわり方を大切にしながら協力して実践することによって、規範意識を高めていく。
・家庭や地域において、自分の役割を自覚し、自分のできることを模索することで、規範意識を高めていく。
・地域に貢献し、地域を大切にする人々の思いや生き方を通して規範意識を高めていく。
 
研究方法
・善悪の判断、きまりの尊重などの規範意識をはぐくむ道徳教育を推進する。
・道徳の時間を要として、各教科、特別活動および総合的な学習の時間との関連的指導の工夫に取り組む。
・道徳の授業公開や地域人材の活用を通して、家庭や地域と連携した道徳教育のあり方を研究する。
研究構想図
本校の研究構想図です。pdfファイルをダウンロードしてご覧ください。