輪島中NEWS

2年地理 日本の諸地域


2年生は社会で日本の諸地域を勉強しています。
今日は,6節 東北地方です。伝統的な生活や文化を守る、人々のくらしについて学びました。
 秋田には「いぶりがっこ」という、珍しい大根の漬け物があります。
栄養士先生が秋田から買ってきて、職員室の前に展示してあります。
 雪の積もる東北地方では、冬の保存食として漬け物が多く作られてきました。いぶりがっこは、囲炉裏の上に大根をつるし、煙で燻したものを米糠と塩で漬けたものです。雪が多いため、日光や風で乾燥させることが難しかったことから、囲炉裏を使用したといわれています。囲炉裏が減った現在でも秋田県の伝統的な食文化の一つとして、人々に親しまれています。
 
また、秋田には、輪島の「いしる」と同じ魚醤の「しょっつる」があります。ハタハタを塩では発酵させたものです。能登のイワシやイカで作るいしるより、くせがすくなかったです。

 
職員室前の食育コーナーです。


教科書で紹介されています。

 いぶりがっこです。スモークの香りで、おいしいです。