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学校日誌

ブリッジ授業

併設型中高一貫教育校である金沢錦丘中学校の特色の一つに、ブリッジ授業があります。この授業は、もうすぐ高校1年生として進学する3年生に向けて、高校の先生方にしていただく特別授業です。

 

「古典」の授業では、兼好法師の『徒然草』から、古典の世界を楽しみました。兼好法師は、三大随筆の筆者であり、二条為世の和歌四天王といわれていますが、いろいろな面白いエピソードも残っているそうです。今日は、謎解きのような折り句(かんむり、くつ)について“分かるもの同士の楽しみ方”を紹介してもらいました。(一見、恋人への和歌かと思いましたが、実は・・・)粋な和歌のやりとりに気づくことができたら、謎解きみたいで面白いですね。他の和歌でも調べてみたくなる授業でした

学習成果発表会に向けて 

3月8日(金)に金沢歌劇座にて、第19回学習成果発表会が行われます。放課後の時間を使って、実行委員会の活動が始まりました。

3年生実行委員のメンバーが1、2年生の実行委員メンバーにプログラムに合わせステージの状況を教えていました。発表生徒のみなさんも、それぞれの準備や練習が始まっています。

今年度は、本校の教育活動に関心のある方はどなたでも参観できます。生徒達の1年間の学習の成果をぜひご覧ください。

 

ブックトーク 2年生から1年生へ

2年生のコミュニケーション国語では、1年生に向けてブックトークを行いました。自分が好きな本ということもあり、どの生徒も自分の言葉でうれしそうに紹介してくれました。すぐ手にとって読んでみたくなるような紹介ばかりで、1年生もとても興味をもって真剣に聞く姿が見られました。

  

発表スライドは1枚だけですが、その見せ方も大変上手であり、グループでいろいろと相談し、聞き手に伝わるような工夫を重ねてきたことを感じました。相手意識をもち、原稿を見ず自分の言葉で話す姿が立派でした。

キャリア講演会 -地域の魅力を創造する-

生徒達の振り返りから

・安藤先生から「歴史を活用したコンテンツ」を見て、そのアイディアの面白さにびっくりしました。地域の魅力は東京の亜流ではなくて地域の個性を大切にすることだと知って、金沢の魅力である「歴史」と「文化」を大切にしていこうと思いました。

・ 新しいものを古いものから考えるときは、多人数ではじめから考えることにより、1人で考え抜いてから周りの人と交流し、そこで新しいことを知り、また考えることが大切だと知りました。人は誰しもクリエイティブであり、自分達の地域を、創造する人々の集まりにすることが、発展への第1歩であることを学びました。

・新しいものを創造するには、いらない物を引いていく引き算、機能を分ける分割、意外なものと組み合わせる掛け算、一石二鳥、状況にあわせて変化する関数の5つの要素をもとに考えればよいと分かりました。固定観念にとらわれず、自由な発想で創造し、視野を広げ、学校生活にも活用していけそうだと思いました。