季節の花だより

季節の花だより㉔

朝晩は少し涼しくなってきましたが、日中の暑さには「残暑」より「酷暑」という言葉の方がぴったりくるように思います。

では、前回のお花の名前です。前回の花は「ヘクソカズラ」でした。

  

こんなにかわいい花なのに、「へ」と「クソ」なんてと思うかもしれませんが、実はすごく匂いが強いのです。

なんとスカンクのおならのにおいと同じ成分なのだそうです。こんなにかわいい花なのにびっくりですね。

有川浩さんの「植物図鑑」という本は、このお花のエピソードから始まります。

ぜひ興味のある方は読んでみてください。映画化もされています。

主人公が上司にきっぱりという言葉、「雑草という名の草はありません。この花の名前は、ヘクソカズラです。」

ちなみに「雑草という名の草はありません」と言ったのは、昭和天皇だとか…。素敵な言葉ですね。

 

では、今日のお花(植物)です。谷内方面から学校に来る途中の工事現場の横で見つけました。

  

この植物は何という名前でしょうか。「いなばのしろうさぎ」のお話にも出てきますよ。うさぎが穂を体に巻き付けたあの植物です。

では、正解はまた次回、お知らせしますね。