令和6年度 野球部

野球部

令和6年度優秀選手賞受賞

 石川県高野連より令和6年度の優秀選手33名が発表され、本校3年の東野魁仁さんが優秀選手に選出されました。また、能登地区優秀選手に細口櫂翔さんが選ばれ表彰されました。

第106回全国高等学校選手権大会開会式で先導役 

 8月7日(水)、阪神甲子園球場で行われた第106回全国高等学校野球選手権大会開会式で、本校野球部の主将東野魁仁さん(3年)が入場行進する球児達の先導役を務めました。

 東野さんは能登半島地震で自宅が全壊し、仮設住宅で生活しながら部活動に励み、キャプテンとして部をまとめエースとして活躍してきました。逆境にもめげずに努力し続ける姿に日本高野連が注目し、今回の抜擢につながりました。

 東野さんは「この大役をしっかりやりとげようと緊張感をもって練習に臨みました。リハーサルでは腕をしっかり伸ばし、姿勢に気をつけリズム良く歩くよう心がけました。本番は大勢の観客が入っていて圧倒されましたが、緊張することなく気持ちよく歩け、良い先導ができたのではないかと思います。貴重な体験をすることができ、選んで下さった方々に感謝します。」と大役を果たした感想を述べていました。

野球部に新ユニフォーム

 野球部のユニフォームが今年度リニューアルしました。

 デザインは島崎校長先生自らが考えたもので、腕には穴水高校の緑の校章、表面には「ANAMIZU」とシンプルで清潔感あふれるデザインとなっています。

 島崎校長先生は本校で10年間野球部監督を務め、昨年度校長として再び穴水高校に着任されました。1月1日の能登半島地震でグラウンドはひび割れ練習場所もままならず、部員も減少する中、部の存続が危ぶまれましたが、4月には1年生が入部し久しぶりに穴水高校単独チームとして試合に出場することができました。

 「復興元年」を合言葉に掲げ、新たに出発した穴水高校野球部のさらなる活躍を生徒・職員一同期待しています!

第106回全国高等学校野球選手権石川大会

 7月13日(土)、夏の高校野球石川大会第3日、石川県立野球場で本校と小松明峰高校との試合が行われました。生徒と教職員約50名が貸し切りバスで応援に向かいました。

 結果は残念ながら7-4で敗退しましたが、途中は5-4まで追い上げ、所々に好プレーや二塁打・三塁打など長打も見られ、困難な環境の中練習してきた成果を充分に発揮し、最後まで力を尽くし頑張ってくれました。応援に駆けつけて下さった保護者や同窓生、地域の皆様、ありがとうございました。

報道ステーション(穴水高校野球部企画番組取材)

 震災直後、高校球児の特集番組「熱闘甲子園」でお馴染みのヒロド歩美さんから穴水高校野球部へ1通の手紙が届きました。そこから交流が生まれて、震災後も12人の部員(マネージャー2名含む)で活動する穴水高校野球部を密着取材してくれました。

 本校はR6.7.13(土)11:30~県立球場にて初戦を迎えます。

 相手は強豪の小松明峰高校ですが、全員で力をあわせて戦い、穴水町に元気・勇気・感動を与えることができるよう頑張ります!大会当日の様子も密着取材していただくことになっています。

 番組の放送予定は未定です(大会後の予定)