学校日誌

令和6年度 入学式

 4月8日(月)、令和6年度穴水高校入学式が行われました。普通コース23名・キャリアコース6名が高校生活の一歩を踏み出しました。来賓には穴水町長吉村光輝様をはじめとする方々にご出席いただき、入学をお祝いして下さいました。

 島崎校長は、1月1日に発生した能登半島地震から3ヶ月経ったことに触れ、困難な状況の中で、周りの人たちと支えあいながら、こうして立派に中学校を卒業し、高校へ入学してきたことをねぎらい、「世の中には「変えられるもの」と「変えられないもの」があります。「変えられるもの」は「自分」と「将来」で、「変えられないもの」は「他人」と「過去」です。「自分」のことはいつからでも、どれだけでも変えられます。意識と習慣を変えれば人は変われ ます。変わりたい「自分」をイメージし、その「自分」になるために今何をすべきかを考えてください。「将来」と違い「過去」は変えられません。能登半島地震で被害にあったところは、完全に災害前の状態に戻ることは難しいでしょう。生活の環境が変わってしまった生徒もいます。今後も我々にとって不便な状況は続くと思います。しかし、「過去」は変えられません。今年度穴水高校は「復興元年」を合言葉に「再生」に向け歩み始めます。皆さんも変えることのできる「将来」に向け、一生懸命、後悔なく高校生活を送ってください。」と述べられました。

(入学式式辞校長全文→令和6年度 入学式式辞.pdf

 その後、新入生代表が「高校生になるということはすなわち、大人への一歩を踏み出したということです。それを思う私達の胸は、夢と希望、加えて心配と不安でいっぱいです。高校生活では、まだ私達が知らない沢山の壁にぶつかると思います。しかし私達は、決して諦めたくありません。一人一人の目標や夢を実現させたい。だから私達は、三年間の学校生活の中で、仲間と協力する力・自分自身を向上させる力をしっかりと身につけて、社会に通用する魅力ある大人を目指して日々頑張りたいと思います。」と力強く宣誓し、1年生は新しい教室へ向かいました。穴水高校での生活が充実した毎日になるよう職員一同でサポートしていきたいと思います。