学校日誌

令和6年度 学校日誌

「のと115」試食会 

 2月12日(水)、本校で栽培し収穫した「のと115」を使用して2年生全員で調理・試食会を行いました。本校の調理室が使用できないため、穴水中学校の家庭室をお借りし、穴水町の食生活改善推進協議会より3名の方々にも協力していただき、「キッシュ」や「炊き込みご飯」など、「のと115」を使った料理を試してみました。「キッシュ」はフランスの家庭料理で、パイやタルトの生地に、ベーコンや野菜・チーズを入れ、卵液を入れて焼き上げます。

 生徒達は「こんな食べ方もあるのだなと思った。家でも作ってみたい。」「しいたけの味が濃くすごく美味しかった。」などと述べ、あらためて「のと115」のおいしさを実際に堪能することができました。

総合的な探究の時間 最終発表会

 2月6日(木)、「『総合的な探究の時間』1・2学年最終成果発表会」が行われました。

 前半は1年生、後半は2年生がグループ毎にそれぞれのテーマについて発表しました。

「自分たちが出来る復興支援」「災害意識を風化させないために」「仮設商店街~現状と今後の動向について~」など13のテーマで、地域の振興と発展について、特に今年度は震災と復興をテーマにしたものが多く、色々な視点から課題を見つけ、情報を集め、じっくりと探究してきたことを皆の前で発表しました。

 アドバイザーの先生方からはそれぞれの発表で「中間発表から課題を見つけてよく調べ探究を進めていたと思います。どのグループも高校生ならではの着眼点や切り口が面白く、具体的なところまで計画が進んでいるものもあり、頑張って調べていることがよくわかりました。ただ、これから実際に企画として成立していくには課題も多いと感じました。実現に向けて探究を継続していくためのしくみ作りが必要であり、アドバイスが必要ならば相談に応じますので、いつでも声をかけて下さい。」と励ましの言葉をいただきました。

「のと115」収穫・初競り

 1月24日(金)、昨年5月から2年生が植菌・栽培してきた「のと115」の収穫を行いました。

 冬の寒さが響き、生育状況はもう一つというところでしたが、「のとてまり」8個入り1箱、「のと115」10個入り1箱を出荷することができました。

 1月25日(土)早朝、金沢市中央卸売市場にて前日収穫した2箱が競りにかけられ、穴水高校産では過去最高額の20万円で「株式会社どんたく(七尾市)」さんに競り落とされ、生徒達は喜びの声をあげていました。

 その後、近江町市場で、穴水町のベーカリー「H&M」さんが焼き上げた本校のシイタケ入りの「ピザパン」を生徒5名で販売し、300個を完売しました。

 ご協力いただいた奥能登原木しいたけ活性化協議会の方々や全農いしかわの皆様、ほか関係の方々に厚く御礼申し上げます。

防災食講座

 1月22日(水)、3年生フードデザイン選択生徒を対象に、災害食講座が行われました。チームKYE管理栄養士、橋本良子氏をお招きして、災害時における食事について講義をしていただきました。その後、災害時でも簡単に作ることができる、ポリ袋を使った調理法を体験しました。ひじきと大豆の煮物、焼き鳥缶を使ったキャベツの和え物など、食器を汚さず鍋一つで調理し、生徒達はあっという間に美味しい料理ができたことに驚き、「家でもやってみたい」などと感想を述べていました。

こころのサポート授業

 1月17日(金)、「こころのサポート授業」が行われました。

 本校のスクールカウンセラーでもある臨床心理士の高賢一先生が、「震災から1年後のこころのケア」をテーマに、トラウマ反応について、ストレスに対処するリラックス法や備える防災などについて丁寧に説明して下さいました。

講演後はグループごとに分かれて話し合いを行い、生徒達は「自分では感じていないと思ってもストレスがかかっているのだなあと思った。」「色々なリラックス法を知ることができて良かった。いざというときやってみたい。」などと感想を述べていました。

百人一首大会

 1月16日(木)、百人一首大会が行われました。グループごとに予選を行った後、それぞれのチームの1位で決勝戦を行いました。生徒達は、和やかな雰囲気の中、新春らしい行事を存分に楽しんでいました。

大学入学共通テスト出発式

 1月17日(金)、3年生進学希望者が大学入学共通テストに向けて出発しました。

 出発に先立ち出発式が行われ、校長先生と教頭先生より励ましの言葉をいただきました。その後、進路担当と担任から注意事項があり、お昼過ぎには先生方に見送られバスに乗り込みました。

 これまでの努力の成果を発揮してくれることを祈っています。

金融講座

 1月8日(水)、1年生を対象に金融講座が行われました。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社より岡元慶介氏をお招きし、「将来に備えるお金の話」と題して講義を行っていただきました。自身の人生設計や資金計画について、生涯を見通した働き方や資産運用、投資や金融商品についてわかりやすく説明していただき、生徒達は講義や投資体験ゲームなどを通して、結婚や出産、車やマイホームの購入にどのくらいお金がかかるのか、株の購入や投資とギャンブルの違い、資産運用の必要性などについて、メモをとりながら熱心に耳を傾けていました。