学校日誌

シイタケハウス入室作業

 12月10日(水)、2年生が5月に植菌したシイタケのほだ木をハウスに入室するシイタケハウス入室作業を行いました。

 地元生産農家の高森正治さんや県農林総合研究センターの八島武志さんらのご指導のもと、約200本の「ほだ木」をハウスに移動した後、骨組のパイプの上にビニールシートをかぶせました。天候に恵まれ、冬の日差しが注ぐ中、生徒たちは手際よく短時間で作業を終えることができました。

 近年まで日本きのこセンター技術主幹を努められていた平野伸夫さんから今後の世話の仕方について説明していただきました。平野さんは「とにかく水やりが一番大切です。一日も休まず水をたっぷりと与えてほしい。それから袋掛けのタイミングを見逃さずに全員でしっかり見ていくことが大事。係の生徒やその日の当番に任せるのではなく、そろそろ袋掛けだな、と思ったら次の日の当番にそれを伝えるなど、全員が毎日シイタケを見守っていく心づもりでやって下さい。良い『のとてまり』が育ってくれることを期待しています。」と励ましの言葉をいただきました。生徒会長の関晴斗さんは「先輩たちの伝統を受け継ぎ、昨年よりももっと大きい、質の良い『のとてまり』をみんなで育てていきたいです。」と感想を述べました。今後2年生全員で水やりや温度管理、袋掛けなどの世話をしていきます。