学校日誌

令和7年度入学式

 4月8日(火)、令和7年度入学式が行われました。普通コース26名・キャリアコース4名が高校生活の一歩を踏み出しました。吉村光輝穴水町長をはじめとする来賓の方々のご出席を賜り、入学をお祝いしていただきました。

 

 島崎校長は式辞で、新入生が震災後の厳しい環境下で中学校最後の学年を送ったこと、多くの試練を乗り越えて今この場に立っていることを思い、これまでの努力をねぎらいました。そして「本校の現状は、震災で受けた被害のハード面では復旧はほとんど進んでいません。しかし、皆さんが入学してからの学習や部活動において、「環境さえ整えばもっと勉強(練習)できるのに。もっと良い成績が出せるのに。」などといったできない理由を考えるのではなく、「どうすればできるかを考える」ということを高校生活の目標にして下さい。「これはできない」と弱音を吐くのではなく、「こうすればできる」と考えることで、すぐにはできないことがあっても、一歩ずつ前に進むことができます。皆さん の先輩方は、この環境への不満を口にすることなく、元気に前を向いて高校生活を送っています。新入生のみなさんも、変えることができる将来に向け、一生懸命、後悔なく高校生活を送って下さい。」と励ましの言葉を述べられました。(→入学式式辞.pdf

 その後、新入生代表の西田昌白さんが「私たちが育った地域に貢献し、能登半島地震からの復興に寄与できる人間になれるよう努力します。本校で卒業を迎えるその日まで、穴水高校生としての自覚と責任を持ち、共に励まし合い高め合う仲間として努力し学ぶことをここに誓います。」と力強く宣誓しました。

 入学式の後には対面式が行われ、2,3年生と挨拶を交わしました。生徒会長の今牛日菜香さんが歓迎の言葉を述べ、これからの高校生活を充実したものにしていけるよう先輩として手助けしていくことを約束しました。また、新入生代表として寺西一真さんが「高校では勉強と部活動の両立や、進路の選択などの大きな決定がありますが、仲間と共に様々なことに挑戦していき、心身共に高校生として成長していきたいと思っています。」と述べました。

 新入生はその後、先輩達が歓迎の装飾を行ってくれた新しい教室で初めてのホームルームに向かい、担任の先生から、今後の予定などについて詳しい説明を受けました。

令和7年度の「チーム穴高」のメンバーが揃いました。明日からまた頑張っていきましょう!