建築コース日誌

2025年5月の記事一覧

5/30 建築コース日誌

3年生の製図実習です。

以前、建築スケッチ実習の報告をしました。

今回は

部屋のデザインを考える「インテリアスケッチ」です。

 

 

まず、「一点透視図法」という描き方を使い、

奥行きのある部屋を立体的に下書きします。

この方法では、すべての線が一つの消失点に向かって集まるように描くため、

実際にその場にいるようなリアルな空間が表現できます。

 

下書きができたら、水彩絵の具を使って壁や床、家具などに色をつけていきます。

色には気持ちを落ち着かせたり、明るく見せたりする効果があるため、

部屋の用途や雰囲気に合わせて色を選びます。

この学習を通して、建築における「見た目の心地よさ」や

「住む人の気持ち」を大切にしたデザインを考える力を身につけています。

水彩絵の具で描き始めましたらまた報告します。

5/30 建築コース日誌

先週23日と30日の2日間、課題研究でリノベーション予定の古民家に行き、吊戸棚の解体を行いました。

まずは安全に作業するための注意点を確認した後、建築士の方や大工さんにアドバイスをいただきながら、バール等を使って解体していきます。

23日だけでは終わらず、30日も作業の続きを行いましたが、先週の経験を生かして、自分たちで考えて作業する時間が増えました。

 

5/20建築コース日誌

2年生の木工実習です。

建築コースでは、のこぎりやノミ、カンナなどの道具を使い、

木材を加工して組み立てる木工実習を行っています。

 

木の性質や構造のしくみを理解しながら、

正確に測って切り、組み立てていく作業は、

建築の基本を体で学ぶ大切な時間です。

 

今後、出来上がっていく過程もお伝えしていきます。

お楽しみに。

5/15建築コース日誌

3年生の製図実習です。

 

 7月締め切りのコンペに応募する予定です。

防災とレジリエンス~未来の防災住宅

についてです。

 

配置図、平面図、立面図、パース又は模型写真などの

提出が必要です。

 

 

実際に能登地震を経験した生徒たちが、

自分たちの体験をもとに、災害に強く、

安心して暮らせる住まいを真剣に考えて、

 

 Jw CADや3Dモデルでカタチにしていきます。

 

 

現代社会にとって非常に重要な視点を持った課題で、

 

実践的かつ創造的な力を養う良い機会になると考えています。

 

 

 

5/9 建築コース日誌

今日もリノベーション予定の古民家に行き、アスベスト事前調査のための建材採取を見学しました。

解体前に健康被害を及ぼす建材が使用されていないか、有資格者による現地調査が義務化されています。

生徒は授業で習ったアスベストに興味津々です。

作業の迷惑にならないように、遠くから見学します。

高校生にも理解できるように丁寧に説明していただき、本当にありがとうございました!