同窓会活動記録

平成29年度同窓会総会

 8月16日(水)、平成29年度同窓会総会が珠洲商工会議所会館にて行われ、平成28年度事業報告や会計決算報告、会計監査報告などが滞りなく行われました。また会の後半には役員改選が行われ、会長には前順二氏、監事には大坪清子氏と広谷すみ子氏が選任され、副会長・幹事長・幹事・評議員が新会長より委嘱されました。新会長に選任された前さんは「同窓会の名に恥じないよう、これまで以上に汗をかきます!宜しくお願いします。」と力強くあいさつされました。

 

南方会長は総会開催にあたり「105年という節目の年を迎え、飯田高校が永遠に存在して行けることを願っている。同窓会として物心両面からの支援をしていきたい。」とあいさつされました。

 

佐道校長先生は「本校に勤められる誇りと喜びを感じています。名門飯田高校のブランドを高めるために教職員一丸となって努めてまいります。」とあいさつされました。

 

 総会後、高26回卒の芝浦工業大学教授山崎敦子氏による講演会が行われました。 『ローカルからグローバルへ、グローバルからローカルへ』と題して、ご自身の研究内容や、学生たちにどんなことを教えているのか、そして珠洲・能登への想いなどを話されました。「止められないグローバル化の中で珠洲や能登は世界とつながっており、影響を及ぼしている。日本の地域を活性化するために、コミュニケーション能力を高め情報を収集し、ビジョンを描く。もし、今勝てないなら仲間になればいい。とにかく世界と関わることでチャンスを待ちましょう。持続可能な珠洲・能登のためにお手伝いをしたい。」といった内容でした。
 講演の中で、「この地を離れた後ろめたさがあります。そんな私が言うのも何ですが…」と山崎さんの正直な気持ちが漏れる場面がありました。しかし、同窓生にとって、世界を展望しながら活躍されている山崎さんは誇りであり自慢です。そんな山崎さんがこの地を想って下さっていることや何かしたいと思って下さっていること、本当に素晴らしいことだと感動しました。

 

平成28年度同窓会総会

 8月16日(火)、珠洲商工会議所会館にて平成28年度同窓会総会が行われました。平成27年度における事業報告や会計決算報告などが行われ、平成28年度事業計画案や予算案が審議される中で、たくさんの質問や意見が出され、同窓生の飯田高校への関心の高さがうかがえました。
 総会後は、高13回卒の山田正幸さん(ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭事務局チームプロデューサー)による講演会が開かれました。『オタマジャクシとともに』と題し、山田さんがどのように音楽に携わってきたのかユーモアを交えてお話しいただきました。「世の中を精神的に豊かにするのは音楽」であると、地域に音楽文化を広めるために尽力されてきた山田さんですが、資金面など大変なことも多かったそうです。しかし「楽しいことをするのに苦労はつきもの」だとし、苦難を乗り越えてこられた山田さんの精力的で前向きなお話は、講演を聞いていた私たちに大きな活力を与えて下さいました。9年目を迎えたラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭では、「金沢らしいものを作りたい」とおっしゃっておられ、これからのご活躍がとても楽しみです。