第8回校内ビブリオバトル大会開催
5月25日(水)放課後、第8回校内ビブリオバトル大会が開催されました。今年のチャンプ本は、大澤さん(24H)が紹介した「Another」(著:綾辻 行人)に決まりました。
*** ビブリオバトルとは? ***
ビブリオバトルとは、競技スタイルの書評発表会です。発表者が5分間でおすすめの本を紹介して、どの本が一番読みたくなったかを参加者全員で決定します。
*** 発表者と紹介された本 ***
29H 池田さん「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」(村上 春樹)
27H 当房さん「さよなら神様」(麻耶 雄嵩)
24H 大澤さん「Another」(綾辻 行人)
24H 米口さん「吉里吉里人」(井上 ひさし)
38H 高橋さん「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」(東川 篤哉)
*** チャンプ本の紹介者 大澤さんの感想 ***
「ビブリオバトルのいいところ」
ビブリオバトルの楽しみは、大きく三つあると思います。
一つ目は、これはプレゼンターのみであるけれど、本を選ぶこと。どの本を薦めようか、と、にやにやするのは、非常に楽しかったです。(あまりに紹介したい本が多く、苦しくもあったけれど)
二つ目は、他人のおすすめを聞くこと。他人のおすすめがキッカケで、好きな作品が見つかることがあります。どのプレゼンも本への愛が詰まっていてとても面白かったです。
三つ目は、本が好きな仲間と出会えること。プレゼン後、自分もあの作品大好き、とか、読んでみたよ、と言ってくれる人が何人かいて、ビブリオバトルを通して、本好きの繋がりが広がったのはすごく良かったです。
ビブリオバトルでチャンプ本に選んでいただけて、それだけ本の魅力を伝えられたことは嬉しいし、一方で僕も得られたものが多く、とても楽しい時間でした。
◆ 参加者の感想から ◆
・参加者のみなさんの話し方や紹介の仕方が上手で、頭にスーッと入ってきました。毎年参加(見学)したいです。本を読みたくなりました。
・思ったよりハイレベルな戦いで驚きました。長編が多かったけれど、どれも読みたくなりました。5冊中4冊は読んだことがなくて、しかも3冊は題名すら知らなかったので、世界には他にもこんなにおもしろい本があるのかと感動しました。図書委員だから参加したけれど、やっぱり参加して良かったと思います。
・発表者のみなさんの紹介がすごくおもしろかった。ただストーリーを説明するだけでなく、自分の考え、問いかけ、笑いも取りいれていて、実際に読んでみたいなと思った。
・本に対する熱意が伝わり、聞いていて楽しかったです。全部読んでみたいけれど、どれから読もうか迷いそうです。
・楽しかったです。最近本をあまり読めていなかったので、読みたくなりました。特にミステリーが読みたくなりました。
・どの人の発表も興味をそそられたので、誰に投票するか迷ってしまいました。ぜひ読んでみたいです。
・紹介された本はもちろん気になったが、紹介する方法や興味を持たせる話し方を学べた気がします。
・自分で本を探すとどうしても似たような本を見つけてしまいがちだから、興味深かった。
・聞いていて、どの本も読んでみたいと思いました。来年は出たい!
・プレゼンター全員が魅力たっぷりの話しぶりで、時間いっぱい楽しみました。
・すごい面白いと思った。いいイベントなので、もっと告知をしてほしい。(放送とかでもできると思います!)また参加したい。