第9回校内ビブリオバトル大会開催
5月24日(水)放課後、第9回校内ビブリオバトル大会が開催されました。今年のチャンプ本は、米口さん(34H)が紹介した「パプリカ」(著:筒井康隆)に決まりました。
*** ビブリオバトルとは? ***
ビブリオバトルとは、競技スタイルの書評発表会です。発表者が5分間でおすすめの本を紹介して、どの本が一番読みたくなったかを参加者全員で決定します。
*** 発表者と紹介された本 ***
・19H 横山 大悟 さん 『図書館の魔女』 (高田大介)
・36H 柞山 春人 さん 『この本を盗む者は』 (深緑野分)
・17H 窪川 穂奈美 さん 『ツバキ文具店』 (小川糸)
・37H 当房 大輝 さん 『オルファクトグラム』 (井上夢人)
・34H 米口 らく さん 『パプリカ』(筒井康隆)
*** チャンプ本の紹介者 米口さんの感想 ***
「ビブリオバトルを終えて」
チャンプ本に選ばれて嬉しいです。
去年も出たんですけれども、泉丘一話し上手な大澤君にとられてしまい、今年は当房君もいたのでドキドキしていたんですけど、こういう結果になりました。
大袈裟な話をしますけど、僕の人生はやっぱり本と出会ってからが始まりだったんだと思っておりまして、何気なく父の書棚にあった本を手に取って読んで、それで夢中になって、自分でおこづかいを貯めて買って。
そしてやはり大袈裟かもしれないですけど、この結果はこれまでの僕の読書という行為の集積だと思っております。ありがとうございます。
◆ 参加者の感想から ◆
・皆堂々としていて本当にその本が好きなんだなと伝わってきました。やっぱり本の魅力は非日常に自分を没入させられることだと思うし、色んなことを共感できて楽しかった。自分も参加してみたいと思った。
・5人ともすばらしいプレゼンで、プレゼンなのにその物語に引き込まれていくような感じがしました。みなさん、質問にも即座に答えていて、すごいと思いました。
・今まで知らない本だったけれど、熱い紹介を聞いてどれも面白そうな本だと思った。ぜひ読んでみたいし、紹介された本の世界観や衝撃を味わいたい。
・初参加だった。はじめは部活行きたいな~と思っていたけれど、終わってみたら来てよかったと思えた。発表を聴きながらプレゼンのコツを考えた。
・発表者全員が楽しそうに発表していて、聴いている人達全員が本をあまり読まない僕でさえ、ウキウキとした気持ちになった。発表者の皆さんの話し方がとても上手ですごく楽しかった。
・どの参加者が紹介する本も面白かったので1つだけに絞るのが難しかったです。
・様々な作品の個性あるキャラクターを知れて良かった。ビブリオバトルのルールについて、もう少し厳密にしたいと思った。(開始前にくわしくルールを話すなどして)あと、あくまでチャンピオンが「本」であることの認識も広げてほしい。
・楽しかった~!全然魅力伝えれなかった・・・。
・はじめてビブリバトルに参加したけれど、想像したよりずっと楽しかった。みんな話し方が上手くて、どの本も読みたくなった。本屋で見つけたら買ってみたいと思う。本への熱意が感じられて良かったし、ディスカッションタイムを見てこの部屋の人たちがみんな本好きなんだなーと嬉しくなった。
・知っている本も知らない本もありましたが、5者5様のアピールの仕方でとても面白かったです。正直、全部読みたくなりました。3年なので、本を読む時間をつくれるかだけが懸念点です。久しぶりに参加できてよかったです!!