2021年8月の記事一覧
【生物部】白山で高山植物等の観察
8月5日(木)、別当出合から砂防新道を通り、南竜分岐・水平道まで行ってきました。
観察中心で日帰りということもあり、高山植物の観られるところまで登りました。
白峰集落より6kmで百万貫岩(標高638m)観察
市ノ瀬(830m)ドロノキ、オオバヤナギ観察
途中よりブナ帯に入る。
別当出合(1260m)で駐車し、9時登山スタート
かなりの炎天
中飯場(1550m)へ向かう途中のブナ帯にて。
サワグルミの林立する近くで、
ブナ林の林床に生える植物や虫たちを観察。
コエゾゼミの鳴き声が賑やか。
別当覗き(1750m)を過ぎるとオオシラビソが見えてくる。
針葉樹林帯に入った。クロサンショウウオのいる池塘が
幾つか出現。(池の中は幼生たちばかり見える。)
甚之助小屋(1960m)の少し手前。
南竜分岐(2100m)から南竜山荘方向へ。
出現する高山植物を花ガイドで調べながら
水平道を移動する。
標高ではまだ針葉樹林帯上部。
オオシラビソやチシマザサの横を過ぎる。
メボソムシクイの声がよく聞こえる。
エコーラインの登り口付近でクロユリ発見。
花期は過ぎていた。
ニッコウキスゲやコバイケイソウが盛りに。(13:40)
雷鳴が聞こえだし、下山。
別当覗きを過ぎた15時ごろ、一時雷雨に見舞われる。(市ノ瀬ではかなり大きな雨が降ったようだ)
雨が降ったせいか、その後の道でヒキガエルと
2度対面。
垂直分布での植生変化、高山植物、野鳥、昆虫、両生類と、多くの動植物と出会う機会となった。