泉丘通信ニュース

スクーリングが始まりました

休校があけ、6月1日からスクーリングが始まりました。新型コロナウイルス感染症対策のため、まだまだ不自由な面もありますが、少しずつ日常が戻ってきたような気がします。

スクーリングソーシャルディスタンス

同好会活動を実施しました

休校期間のため、本年度最初で最後の活動になりましたが、6月7・8日のスクーリングで同好会活動を実施しました。茶道やフラワーアレンジメントなどに熱心に取り組む生徒の姿が見られました。

フラワーアレンジメント茶道

面接の心得などについて学びました

6月21・22日のスクーリングではジョブカフェ石川から講師の先生をお招きし、企業訪問や面接の際のマナーなどについて学びました。面接の心得を考える中で、自分自身を見つめる機会にも自分を知ろうなったようです。
【生徒の感想より】
「細かい部分の言葉遣いや身だしなみの乱れなど、今からでも改善できることはたくさんあるんだと思った。少しでも良い信頼関係を築けるよう、小さなことにもしっかり気を遣える大人になりたいと思った。」
「面接だけではなく、職に就いた後も社会人としてのマナーとして、言葉遣いや挨拶などの基本的なことを当たり前にできるようにしていきたい。」

進路説明会を行いました

6月28日・29日に進路説明会を行いました。大学4校、専門学校7校、自衛隊の方々をお招きし、進路先の特色、募集方法や適性など様々なお話をしていただきました。生徒たちにとって、進路を考える上で有意義な時間となりました。
進路説明会進路説明会

図書館講座を実施しました

7月5日のスクーリングでは、図書館講座を実施しました。石川県立図書館から講師をお招きし、図書館の意義と役割やビブリオバトルについてお話していただきました。読書欲を大いに刺激される内容でした。
図書館講座図書館講座

生徒会研修会を開催しました

生徒会研修会8月19日(水)に生徒会研修会を行いました。生徒会活動を支える生徒会役員6名、常任委員21名のメンバーが参加し、今年度の活動計画や役割分担等を確認しました。11月の学園祭にむけても活発な話し合いが行われ、準備モードに入りました。

選挙の意義や方法について学びました

9月6日・7日に総合的な探究の時間「政治的教養」の一環として、選挙出前講座を実施しました。石川県選挙管理委員会より講師をお招きし、選挙の意義や方法についてクイズなどを通して学び、模擬投票も行いました。選挙権を持つ生徒も持たない生徒も、一票を持つ有権者としての責任をしっかりと考えました。
政治的教養政治的教養

校内生活体験発表会を開催しました

 9月6日に校内生活体験発表会を開催しました。有志の生徒が、過去の経験から感じたこと、学んだことを生徒・教職員を前に発表しました。全員の発表からは、経験の中から自分を見つめ、しっかりと人生を前へ踏み出そうとする強さが共通して感じられました。
生活体験発表 いずれも素晴らしい発表でしたが、その中から、『人と違うということ』の題で発表を行った岩城利沙さん(3年、右写真)が最優秀賞に選ばれ、県定通制生徒生活体験発表会『青春のこだま』に出場することになりました。また、優秀賞は荒木千智さん『自分というものを考える方法』、優良賞には榎本亜衣さん『言葉の大切さ』、児玉菜那美さん『食の有り難さ』が選ばれました。
生活体験発表
生活体験発表

「青春のこだま」が開催されました

 10月10日、本校啓泉講堂において、第68回石川県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会「青春のこだま」が開催されました。県内の定時制・通信制高校から9名の代表が参加し、それぞれの生活体験から得られた思いを心を込めて語りました。挫折や傷ついた経験から、自分を見つめて立ち上がり、力強く将来へ進んでいこうとする発表は、聴衆の心に響きました。
 その中から、本校3年の岩城利沙さん「人とちがうということ」の発表が県高校定通教育振興会賞最優秀賞、県高文連会長賞最優秀賞に輝きました。人とちがう行動や態度をとることで人間関係に苦しんだ経験から、人とちがうことの価値を見いだし、「人とちがうのはとても不安で、とても怖いことです。それでも、人とちがうからこそできることは必ずあります。」と語りかけました。岩城さんは全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会(今年度は書類審査)に進みます。
青春のこだま青春のこだま

「卒業生と語る会」を開催しました

 10月11・12日、「卒業生と語る会」を開催しました。両日合わせてのべ7名の卒業生が、近況や高校在学中の思い出や苦労、後輩へのアドバイスなどを語ってくれました。在校生のモチベーションのアップに大いにつながったようです。その一部を紹介します。
【卒業生からの言葉】
・通信制は一人の時間が多く自由に過ごせるという反面、自由だからこそ、その中で友達と過ごした時間はとても貴重な経験でした。
・通信制課程での経験によって、自律性が高まり、今の学校生活でとても役立っています。
・受験勉強や面接の対策は苦労しましたが、計画的に時間を使いがんばりました。
・たくさん本を読んでほしい。通信にいる時が一番時間があるし、語彙も増えます。
・生徒会や校内生活体験発表会など貴重な経験が多くできました。
・同好会活動で全国大会に出場するなど、通信に来なかったらできないようないい経験ができ、その時のチームメイトは今でも食事に行くなど、生涯の友人になりました。
・目標の大学を見失うような時期もあったけれども、通信制で病気と向き合いながら、自分のことをしっかり考えることができ、進学できました。
【在校生の感想】
・もっと積極的に色んな人の話を聞いたり、今のうちから将来のことを考え、自分の幅を広げていくことが大切だということに改めて気付くことができました。
・「目の前にあるレポートができない人は、その先の進学や就職は難しい」という言葉が心に響きました。気を引き締める良いきっかけになりました。
・転入生として学校を選ぶとき、がんばろうと思って入ったけど、マイナスな気持ちもありました。でも先輩達が自分の環境を上手に活用し努力して高校生活を送り、今色々な場で輝いている姿を見て、本当に自分次第だと感じました。
・それぞれ自分の道を歩んでいる姿がかっこよく、私もしっかりと夢をもって道を進みたいと思いました。
卒業生と語る会卒業生と語る会

講演「トップが語る石川の産業の魅力」 (株)箔一会長 浅野邦子氏

 総合的な探究の時間の一環として、県内企業のトップをお招きし、地元の産業の魅力や仕事の意義や魅力について考える講演会を行いました。11月1日に行われた1日目は、(株)箔一会長の浅野邦子氏をお招きし、素材としての箔をブランド品として確立させるまでの苦労や思いなどを中心に語っていただきました。
【生徒の感想より】
・前例のないことや珍しいことを自分の道と決めて進んでいくことはすごく勇気がいるし、難しいことだけど、自分を信じて進んでいくことが大切だと思いました。私は、この学校をダブルスクールしています。珍しいと言われるし、実際に前例もほとんどないけれど、今回の講話をきいて、自信をもってこの道を進んでいく勇気がもてました。
・「環境に対応して、チャンスをつかんだ人がこれから勝ち残っていける」という言葉が、私にとってはすごく印象的に感じました。自分には可能性があるということを忘れずに、何か自分も新しいことに挑戦できたら、と思いました。
・これからの時代は、未来を見据えて、そのために今何をするべきかを考え行動していかなくてはならないという話を聞いて、自分の大学受験や就職活動に生かしていきたいと思います。
トップ講話

講演「トップが語る石川の産業の魅力」 (株)茶のみ仲間代表取締役 西上寛氏

 11月1日に続いて11月2日には、(株)茶のみ仲間代表取締役の西上寛氏をお招きし、「茶に選ばれたという意味」の題で、現在の会社を起業するまでの経験や仕事の意義についてお話をいただきました。
【生徒の感想より】
・色んな経験をされて、チーム運営のやり方、勝ち癖をつけることなど色々学ばれたことを教えていただけました。今おもしろくないなと思っている高校の授業も今後の将来のことを考えると、がんばって取り組めば基礎となり、やがて取り組みたいことが出てきたら役立つと思うと、ちょっと勉強が好きになりました。
・できることや好きなことを掘って掘って次に繋げていくという考えがすごく素敵だなと思いました。できなくて落ち込んで止まってしまうことが私自身多いので、とても前向きなお話を聞いて、勇気をもらって勉強になりました。
・自分のいるチームでの役割を見つけることが大事だとわかったので、自分のできることがあったら率先してやっていきたいなと思った。自分がいる場で、できることを頑張って、経験値を高めていくのが大切だとわかった。
トップ講話

社会が求める人物像について学びました

 総合的な探究の時間「好感度アップ」を、ジョブカフェ石川から講師の先生をお招きし、11月22・23日まで全3回のスケジュールで実施しました。第1回は自己分析と面接のポイント、第2回は職業選択について考察し、最終回は社会人としての心構えやマナーに関して学び、就職する際に必要な知識や企業が求める人物像などについて考察を深めました。
好感度アップ【生徒の感想】
・様々な職業があり、その職業の中でもたくさんの部署や一人一人の役割があり、助け合って成り立っているということをあらためて知ることができた。
・自分で思い浮かべられる職業はごくわずかで、自分のなりたい道へ進めなかったらどうしようと不安に思っていましたが、これだけ多くの職種があると分かり、他に自分の興味ある職もあるのではないかと思えました。
・報告、連絡、相談を欠かさずできることが大事と知ったので、働くときは、そういう事を怠ってしまわないように心がけていく事でビジネスパーソンとして上手くやっていけると思いました。報告するときは、事実と意見をしっかり区別したいと思いました。つい自分の思いを加えて報告してしまいそうになるけど、客観的に話すことを心がけようと思います。

卒業生の講話から、人生を進んでいく自信を深めました

 11月22日・23日の総合的な探究の時間「進路研究」では、自己分析によって将来の自分を作っていこうとする意識を高めました。当日は卒業生を講師に招き、その経験や短大で学んだことを通じて「逆境の試練」というタイトルで講話をしていただきました。自己肯定感を感じることができ、これからの人生を進んでいくための意欲が高まりました。
進路研究【生徒の感想より】

・自己分析をすることで過去を見つめ、自分を知ることができるとおっしゃっていたので、私もやってみようと思いました。また、不純物を逆境から取り除くことで自分にしかない個性が見えてくるという言葉もとても心に残りました。そして、誰にでもできることを誰にもできないくらい続けるということを、私も実践したいと思いました。
・最初からできないとあきらめるのではなく、誰にでもできることを誰にもできないくらい続け、できることから一つ一つ始めていくことや、ただ時間がすぎるのを待つのではなく、過去を振り返って、今の自分と向き合うことが大切だと思いました。
・自分を知ることと過去の自分を見つめることが大切なんだと理解することができました。逆境の試練を乗り越えることで個性が見えてきたり、他のこともできるようになるのだとわかりました。

人権教室を開催しました

 11月29日に特別活動の人権教室一環として人権教室を開催しました。人権擁護委員の木下良氏を講師にお招きし、人権問題のあらまし、人権擁護機関の仕組みや活動、同和問題について講演していただきました。人権は、意識して守っていくべきものであると改めて考えさせられ、今後の自分たちの行動に生かしていこうという思いを強くしました。

スポーツ大会でさわやかに親睦を深めました

ボッチャ 11月30日に体育的行事としてスポーツ大会を行いました。卓球、バドミントン、ボッチャの3種目を実施し、それぞれ熱戦が繰り広げられました。スポーツを楽しむだけでなく、通信制では貴重な生徒同士の交流の機会にもなりました。


卓球バドミントン

本のPOPを作りました

12月1日にブックトークを実施しました。参加者たちは、本について語り合った後、POPを作成しました。ビジュアルにこったもの、内容をインパクトある言葉で伝えたものなど、それぞれの本への思いがつまったPOPが完成しました。
ブックトークPOP

第64回卒業式

3月1日、春めいた日差しが降り注ぐ中、第64回卒業式が行われ、本校生139名、NHK学園生12名に卒業証書が授与されました。答辞では、卒業生を代表して螧原紗奈さん(3年)が、本校での思い出を振り返るとともに、「私たちはそれぞれが選択した道を歩き始めます。その道は想像より遙かに険しい事もあれば、道そのものを見失う事もあるでしょう。しかし、どのような困難に直面したとしても、私たちはここで培った事を最大限に活かし、簡単に立ち止まる事なく邁進していく所存です。」と新しい世界での決意を述べました。卒業生たちの未来に幸多きことを祈ります。卒業式

令和3年度入学式

4月18日(日)、令和3年度入学式が行われ、116名の入学生を迎えることとなりました。学校長が式辞で「自学自習の通信制では自らを律する厳しさが必要であり、高校生として、与えられるものを待つのではなく自ら求めていく姿勢を育てていってほしい」との期待を述べると、新入生を代表して矢野蒼衣さんが「お互いに励まし合って、初心を忘れず勉学に努める」と宣誓しました。幅広い年齢の生徒たちが集う本校で、豊かな学びと様々な経験を深めてくれることを願います。入学式