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2022年10月の記事一覧
10月13日 石川高専さんと授業
5,6年生は、総合的な学習の時間に「夢のくりかランドをつくろう」というタイトルで、石川高専の学生さんに教えていただきながら多くの人が楽しめる夢の遊具を考えています。
1学期には、みんなで考えながら遊具の模型を作りました。それをもとに学生さんが遊具のCGを製作してくださっていたのですが、いよいよそれが完成し、今日はお披露目です。みんなドキドキワクワク。なんと製作に2か月かかったそうです。
最初に学生さんからグループごとの意見をまとめて形にした3種類の遊具の説明を受けます。ただ外観を見るだけではなく、中に入ったり、段を飛び越えたり滑ったりも体験できるCGに「おおーっ」と声が上がります。
最初に見た感想では「想像していたよりずっと良いものになっていてびっくりした」「これから話し合って変えていくのが楽しみ」といった意見が聞かれました。
3グループに分かれて、それぞれの遊具についてのさらに「こうしたい」をお願いしていきます。「この遊具の高さはどのくらいですか?」「さっき動いていた時の目線の高さはどのくらいですか」「だとしたらここをもっと高くしてほしいです」「「ぶら下がる」の動きがないので入れたいです」・・・学生さんに質問しながら自分たちの意見を伝えていきます。最初は高さや動き、位置、みんなで楽しめるかといった、事前に確認した内容についての質問や意見がほとんどでしたが、みんなで考えを交流していくうちに、素材や安全性にも目を向けて変更をお願いしていました。子供たちの意見を上手に引き出し、具体にまとめてすぐにCGに反映させて下さる学生さんのスキルの高さにも驚きました。
「素材が木だと腐るよね」「プラスチックは?」「やっぱり傷みそう・・・」「木がいいなあ・・・」困ったときは専門の学生さんに助けてもらい「木はコーティングすれば大丈夫だよ!」と新たな観点を教えてもらっていました。
時間はあっという間に過ぎ、変更点を発表しました。「大きい子でも楽しめるように滑り台の角度を変えました」「目立ちすぎる色だなと思ったので、周りに合うよう空色にしました」「足りない動きがあったのでそれを付け加えました」「親子で一緒に滑れるように滑り台の幅を広げました」・・・「何のために変えたのか」をしっかりと伝えられる姿がとても素敵でした。
この後、みんなで伝えたことを変更して、いよいよ夢の遊具案の完成となります。楽しみですね。次回は刈安っ子が石川高専にお邪魔して、自分たちの発表を聞いていただくことになります。
石川高専の学生の皆さんと先生、今日もありがとうございました。
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