校長先生のブログ

校長室より

155(イチ・ゴー・ゴー)大作戦

                               155(イチ・ゴー・ゴー)大作戦
                                       ~ わじま市民まつりパレード ~
                                                                                        6月3日(土)


◎出発式
  いよいよ、輪島市民祭りの本番の日がきました。今までの練習の成果を全て発揮する時がきました。出発式に際し、保護者の皆様、地域の皆様にご参加いただきありがとうございます。
 昨日の結団式では、「1」を大切にしようと話をしました。一人一人の意気込みを一つにする。一人一人がしっかりして80倍の力を発揮しよう。1番目のファンファーレをしっかりと。そして、輪島1の演奏をしたいと決意を話していました。
  今日は、1つのこと大切にして進め!GO!GO!なので、「155大作戦」です。

 

    輪島市民の皆さんに「笑顔を与える」が大きなめあてです。皆さんが一生懸命にやっている姿こそが、感動なのです。まじめな顔と笑顔がポイントです。皆さんの様子を目で見ても、演奏を耳で聞いても、感動を心で感じても、すばらしさを発揮してください。

 

    今年の教育キーワードは「学ぶ・鍛える・競う」です。金管鼓隊のパートのやり方を学びました。練習をくり返して鍛えました。そして、今までの自分と競って下さい。最高の自分を発揮して下さい。頑張ってください。期待しています。


◎解散式
   お疲れ様でした。よく頑張りました。保護者、ご家族、地域の皆様には、最後の最後まで子どもたちの頑張りを応援して頂き、ありがとうございます。

 

   地域の方から、完成度が高いとお褒めの言葉を頂きました。大変、よかったです。
 

    今日は、「155大作戦」でした。1つのことをしっかりできましたか?一人一人がしっかりやって80倍の力になりましたか?1つのことをきちんとやりとることができれば、いろいろなこともきちんとできます。今日の金管鼓隊でやりとげた1つのこといろいろなことに生かして下さい。6年生にとって最後でした。一生の思い出にして下さい。5年生はまた来年あります。1からのスタートです。

 

   このような子どもたちの成長の「手応え」を前から感じていました。今年は、それを「確信」にする年です。子どもの成長が恒常的な学校にしていきたいです。
 

  河井小学校は、地域の中にある学校です。地域に支えられた学校です。子どもたちの成長のために、全ての皆様方のお力をお借りし、頑張っていきます。感動をありがとう!今日は、本当にありがとうございました。

輝く笑顔!6年生が輝く学校へ!

                                                  輝く笑顔!6年生が輝く学校へ!
                                                      ~ 「みんなのために」の心を育てよう ~
                                                                                                                                           5月31日(水)

 

   金管鼓隊のリズミカルな演奏が、校舎に響きわたる頃となりました。わじま市民の皆さんに、感動の笑顔を届けようと5.6年生が追い込み練習に励んでいます。「ファンファーレ」「校歌」「君の瞳に恋してる」の演奏に取り組んでいます。音がそろい、行動がそろい、心がそろい、そして、みなさんの笑顔もそろうでしょうか。6月3日のわじま市民まつりの演奏とドリル行進に乞うご期待です!

 

    先日、石川県の小中学校の校長会セミナーがあり、石川県教育委員会田中新太郎教育長の「本県教育の諸課題とその対応について」のご講演がありました。その中で、「人間力のあるたくましい子に育ててほしい」ということが話されていました。人間力というのは、基本的な学力、学ぶ意欲、人との関わり、規範意識、切磋琢磨し高め合う力、忍耐力などの意味です。今後、社会の急激な変化に伴い、厳しい世の中になっていきます。会社などの組織人として生き抜くことが予想されます。そこでの人間関係に崩れないコミュニケーション力、個性発揮や自己主張できることも大切になってきます。忍耐力も磨いていってほしいということでした。

 

   1学期がスタートして、2ヶ月が過ぎ、学校の教育活動も軌道に乗り始めました。「学力」「心力」「体力(健康)」をバランスよく育て、めざす児童の姿の実現に向かって邁進しています。
       ・よく考えやりとげる子 (学習規律を大切にし、自ら考え、根気強く取り組む子)
       ・協力し進んでやる子  (かかわり合い、積極的に活動する子)
       ・明るくたくましい子  (思いやりの心を持ち、節度ある行動ができる子)

 

    今年の道徳教育の目標は「ふるさとを愛し、思いやり、勤労の心を大切にする心を育む」です。
 【親切・思いやり】は、優しいかかわり合いです。授業では、やさしい話し方、あたたかな聴き方です。あったか行動やふわふわ言葉が、学校生活に広まるように「ふわふわの木」「キラリさん集合」「きらりさんの空」「愛パワー かがや木に実をつける」「ワンダフルの木」を教室に掲示して、いいところを認め合っています。
 

   【勤労・公共の精神】は、みんなのために働く、活動することです。朝のあいさつ運動、縦割り班掃除、委員会活動、なかよし会、係活動、給食配膳などでいろいろな場面でみんなのためにしていあげる喜びを大いに育んでほしいです。
  
    【郷土愛・ふるさと愛】は、輪島の魅力を感じることです。伝統文化や芸能、自然、食文化の豊かさ、人との温かさです。都会にない「人の心のよりどころ・心の絆」があります。輪島ファミリーのアットホームさが感じられます。今年も輪島公民館と連携した「米作りや野菜づ作り体験、花いっぱい運動」、三夜踊り保存会と連携した「三夜踊り」、第37作目となる輪島塗沈金パネルの「卒業制作」、地域の皆様に見守り隊あいさつ運動が行われています。学校の教育活動が円滑に行われるように今年もよろしくお願いします。
 

   河井小学校の教育活動が、ますます充実するよう保護者や地域の皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。


 

聴いて 考えて つなげる授業づくり

                            聴いて 考えて つなげる授業づくり
                                      ~「わかった!」「できた!」「なるほど!」~
                                                                                                 4月27日(木)

 
 
   花盛りの校庭です。チューリップ、パンジー、木蓮、そして、日本海と太平洋をつなぐ八重桜が目を楽しませ、心を和ませてくれます。新年度が始まって、1ヶ月が過ぎようとしています。先日の授業参観、PTA総会、学年・学級懇談会へのご参加、アンケートへのご理解とご協力をありがとうございました。
 
 
   
   平成29年度の教育活動も【学ぶ 鍛える 競う】をキーワードに、スタートダッシュの取組を展開しています。子どもたちの学びの力をつけるために、昨年度は、学習の基本を聴くことに置き、あたたかな聴き方、やさしい話し方、足ぺったんの聴く姿勢を指導してきました。
     
   今年度は、「聴く」「考える」ことの取組を続け、聴いて、考えたことを「つなげる」部分に重点を置いた取組をしていきたいと考えています。
   
   学習の約束や授業スタイルの合言葉は、「みんなでかしこくなりましょう!」です。「みんなで考えれば解決できる! 考えるっておもしろい!みんなで考えるって楽しい!!」という学び合う姿の見える授業づくり、学びを支える言語環境や心づくりに重点を置いて指導していきます。子どもたちにつけたい力の学期ごとめあてです。


   1学期:あたたかな聴き方やつなげる話し方、支え合う関係作りをしながら、学び方を学ぶこと
   2学期:わかりやすい説明の仕方をまねしたり、根拠を示した説明力を鍛え、学びをつなぐこと
   3学期:聴き手を意識して伝えたり、結論を見つけたりして授業を進めること

                   
  河井小学校の教育活動が、ますます充実するよう保護者や地域の皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いします。

一体感から伝わる感激と感動!

                                           一体感から伝わる感激と感動!
                                                                                ~1年生を迎える会~
                                                                                                                                       4月26日(水)

 
   本日の1年生を迎える会に際し、保護者、ご家族の皆様には、日中のお忙しい中にも関わらず、多数ご参観頂き、誠にありがとうございます。こどもたちの様子、1年生の様子はいかがだったでしょうか。とてもよく頑張っていました。

 

   1年生のみなさん「1年生を迎える会は」どうでしたか。楽しかったですか。河井小学校へ入学して、1ヶ月が過ぎました。
「学校は、楽しいですか?」「お友だちは、できましたか?」「勉強に頑張っていますか?」1年生は、いつも静かな雰囲気で姿勢正しく先生のお話を聞いて頑張っています。とても立派です。

 

    6年生は、1年生を迎える会が楽しい時間になるように、忙しい中、全校のみんなをまとめて活動していて、たのもしかったです。6年生は、授業の様子もとても立派です。みなさんも、6年生が勉強している様子を見て、お手本にすればよいと思います。「6年生が輝く学校」になるように力を注いでいます。

 

    今日は、1~6年生の皆さんが発表をしてくれました。
  2年生の発表は「元気があればなんでもできる」でした。詩の暗唱などいろいろと頑張ったからできるようになったのです。
 
    3年生の発表は「歌って踊ろう」、4年生の発表は「見せるぜ!4年生のすごさ」でした。ノリノリの歌とキレっキレっのダンスでした。すごいなと感心しました。
 
    5、6年生は金管鼓隊の「校歌の演奏」でした。とても、そろっていて、一体感がありました。これから、新曲の練習を重ねて「わじま市民祭り」の演奏に備えて下さい。
 
    最後に、1年生の発表は、学校生活の「楽しいこと」を話し、「校歌」を歌いました。元気に大きな声で歌っていました。短い期間の中でとてもよくできるようになりました。

 

  4月はスタートの時! 
  5月は順調に進む時期!「輝く笑顔」「6年生が輝く学校」になるようにみんなで力を合わせて頑張って行きましょう。

ご入学・進級おめでとうございます!平成29年度が始まりました!

                  ご入学・進級おめでとうございます!平成29年度が始まりました!
                               子どもの成長が見え、信頼される学校づくり
                                          ~ 【学ぶ 鍛える 競う】への積極的な指導 ~
                                                     「6年生が輝く学校」への変革

 

   平成29年度の入学式が、4月5日(水)に行われ、35名の新1年生を迎えました。ご入学、進級おめでとうございます。全校児童235名の新しい1年がスタートしました。
 学校教育目標を「心豊かに、たくましく生きる子の育成」、教育方針を「子どもの成長が見え、信頼される学校づくり」とし、学力(知)・心力(徳)・体力(体)の育成に向けて「学ぶ・鍛える・競う」(学び合い・鍛え合い・競い合い)をキーワードに子どもたちの可能性に向けて積極的な指導を行っていきます。

 

   1年前の4月に赴任し、2年目になります。教育活動が効果的になるようにと考え、学習環境整備に始まり、学習規律・学校の生活習慣の見直し、授業改善により、学習力・学ぶ姿に変化が現れてきました。市の学力調査で全学年に渡り、高得点をあげることができ、5年生(現6年生)の県評価問題においても素晴らしい成績でした。確かに、レベルアップの風が吹き、「成長・信頼の手応え」を実感できています。今年度は、さらに「確信」へ発展させ、上昇気流を軌道に乗せて、「輝く笑顔」に満ちあふれ「6年生が輝く学校」を創り上げていきたいと考えています。

 

   入学式では、新1年生に3つのことを話しました。
 1つ目は、「すすんであいさつをすること」です。
 あいさつは、先にしましょう。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」をお家の方、先生、友だちやお客さん、地域の方にも言いましょう。あいさつは、元気を与える気持ちのいいものです。あいさつされたらあいさつを返しましょう。
 

   2つ目は、「友だちとなかよくすること」です。
 「ありがとう」と言える子は、心が温かいです。相手のことを大切にしている証拠です。「やさしい言葉」「やさしい行動」で生活して下さい。けんかをしたり、人をいじめてはいけません。
  
   3つ目は、学校の勉強のことです。「お話をよく聞くこと」「本をよく読むこと」です。
 先生やお友だちのお話を目を見て心で聞いて、勉強しましょう。話を聞くことができれば、考えること、発表することもできます。そして、勉強がどんどんできるようになります。また、たくさんの本を読んで、心に栄養を送って下さい。文字を読む力をつけることは、勉強をするためにとても大切なことです。
  
   「あいさつをする」「なかよくする」「話しを聞く、本を読む」の3つを守ることが楽しい学校生活につながっていきます。

 

   子ども達の健やかな成長を願った教育活動です。家庭と学校が常に協力し、お子様を良くしたいという「共通な願い」、その歩調を合わせながら指導にあたることが何よりも大切であると考えていります。その実現に向けて、教職員、一丸となって頑張りますので、保護者や地域の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。

平成28年度 ありがとうございました

                                                      平成28年度 ありがとうございました
                                           ~子どもの成長が見え、信頼される学校づくり~
                                                                                              3月28日(火)

 

  平成28年度、1年間の教育活動が終了しました。今年度は、「こどもたちの成長が見え、信頼される学校づくり」を教育方針に掲げ、授業や活動、行事などの教育活動を行ってきました。子どもたちの成長が、新たな校風となり、伝統を作っていきます。
 
    河井小学校のキャッチコピーは「輝く、笑顔」です。子どもたち、先生、家の人、地域の方すべての「輝く、笑顔」です。そのために「行動をそろえよう 声をそろえよう すると 心がそろい みんなの笑顔がそろう」と呼びかけました。
   授業改善や学習環境整備をはじめ、心や行動を一つにする輪がどんどん広がり、学力、心力、体力・健康にもその成果が少しずつ表れてきました。

   今年度の取組を振り返り、来年度へ向かっていきたいと思います。
成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。      

 
    終わりになりましたが、保護者やご家族、地域の皆さまには、平成28年度の教育活動への深いご理解と温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。今後も、河井小学校と子どもたちの健全な成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。

成長が見られた1年間

                               成長が見られた1年間
                                      ~ 修了式 ~
                                                                                 3月24日(金)

 

  今日で、今の学年が終わりです。みなさんは、この河井小学校の伝統を引き継ぎ、新しい校風を作って行きます。卒業した6年生は、お願いと期待をこめて、バトンを渡しました。みなさんは、「いい学校にする!」と約束をしていました。 
  4月5日からは、学年が1つ上がります。学年が上がるというのは、勉強が難しくなって、責任が重くなると言うことです。特に、4.5年生は、高学年となるので「お手本」となる行動、みんなを引っ張っていくリーダーとして頑張って下さい。

 

  河井小学校の合い言葉は「輝く、笑顔」です。 
  ・輝くのは、「学校の顔の6年生」です。
  ・「笑顔」は、みなさん、先生、家の人、地域の人です。やりとげた達成の笑顔。うまくいった成功の笑顔。うれしい喜びの笑顔がたくさん見られることです。

 

    1学期の4月の始業式に1年間、頑張ってほしいことを話しました。自分や周りの仲間、学校全体を良くするための頑張りです。そ
れは、「話を聞く」「あいさつをする」「なかよくする・ルールを守る」でした。

   まず、「話を聞く」は、どうでしたか?勉強ができるようになるには、話を聞く事がまず第一です。そして、考えて、発表して、解決していくのです。
 できている子もいましたが、もう少し頑張らなければならないです。

 

   次に、「あいさつをする」です。
 「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」を立ち止まって、大きな声で、語先後礼のあいさつをする子が増えてきました。あいさつは学校の命です。

 
  
  最後に、「なかよくする・ルールを守る」です。
これからも、頑張らなければなりません!
みんなとトラブルなく、仲良くするために「うまくやっていく力」を育てましょう。
また、「ルールを守る力」もまだまだです。勉強中のルール、学校生活のルール、社会生活のルールなど、守るように言われていること、言われなくても守らなければならないことがあります。動物、花などの植物の命を大切にしてほしいです。

 

   今の続きが、4月から始まります。向上心を持って、さらによりよいものを目指し て努力して下さい。頑張って行きましょう。

6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!

                   6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
                                                             ~第62回卒業証書授与式~
                                                                                                                                  3月17日(金)

 

    校庭のチューリップの芽が伸び出し、春の訪れを感じられる今日の佳き日に、32名の卒業生の皆さんが、この河井小学校を巣立っていきました。卒業生に、そして、保護者の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。ご卒業おめでとうございます。また、河井小学校の教育活動に対して深いご理解と温かいご協力を頂いたことに、厚く御礼申し上げます。
 

    卒業生は、1年生入学以来、学びに向かう力を基本として、たくさんの知識や技能、それを活用する力を身につけ、そして、豊かな心と健やかな体を育み、立派に成長し、中学校へ進む力がつきました。次のステージへ向かって、夢や希望を膨らませていることと思います。希望と夢に努力という心を乗せて、行動に移し、どんどん成長していくことを期待します。

   
    今、変化の激しい社会に出るために貯えなければならない力は、学力はもちろんですが、物事に積極的に取り組む力、対話する力、あきらめず耐える力です。

そのために、大事なことが2つあります。
 ・1つ目は、「人の話を耳と頭と心で聞くこと」です。耳だけで聞いても、心のシャッターは降りたままです。心のシャッターを開けて、人の話を自分のものにして下さい。
 ・2つ目は「自分で限界を決めないこと」です。成功の秘訣は、できるまでしつこく努力する心の才能を高めて下さい。
 

 「心のシャッターを開けること」「できるまでしつこく努力する心の才能を高めること」
で今の自分のレベルより、更に高いレベルへ成長できると考えます。しかし、これから進んでいく道は、決して歩きやすい道ではありません。子育てにおいて、手を離しても目を離さない、目を離してても心を離さない時期になってきます。迷い、悩んでいる時は、タイミングのよい支えをよろしくお願いします。


河井小学校の卒業生として、自信と誇りを持って、輪島中学校へ行っても頑張っていって下さい。

心の力と言葉の力を伸ばそう!

                                                            心の力と言葉の力を伸ばそう!
                                                                  ~第3回学校関係者評価委員会~
                                                                                                                  2月28日(火)

 

   三寒四温と申しますが、時折の吹く風に冷たさが感じられるこの頃です。まだまだ、インフルエンザの流行が気になります。3月を迎えるにあたり、卒業式や学年の終わりへのカウントダウンが聞かれます。
 
    先日、「第3回学校関係者評価委員会」が開催されました。1月に行った学校評価アンケート(教職員・児童・保護者)結果を分析し、学校で対応策を考え、取組状況を説明し、学校運営についてご指導ご助言を頂きました。学校評議員やPTA会長、副会長の評価委員のみなさま、誠にありがとうございます。
 

   河井小学校では、4月より「子どもの成長が見え、信頼される学校づくり」を教育方針に掲げ、教育活動に取り組んできました。子どもたちをより良くしたいという共通な願いの実現に向けて、保護者、地域の皆様にはご理解、ご協力を頂いたことに感謝申し上げます。
 1年間振り返ってみると子どもたちの学びや心を育てるために、学習環境を整えることが大切と考え、花壇やプランターの「花いっぱいな学校」や廊下や壁のペンキ塗りによる「ピカピカな学校」の取組、名札をつけ、服装を整えた「りりしい姿」の働きかけなどを行ってきました。第2回学校関係者評価委員会後のキーワードは、「ゼロベースへの挑戦」でした。同じことをやっていても今までは、それで良かったかもしれないが、今は違うよという姿勢です。
 その成果が、落ち着いた雰囲気で学ぶ様子に表れてきました。そして、12月に行われた5年生の県評価問題では、県でトップクラスの成績を、1~6年生の輪島市学力調査でも、学年全体にわたり好成績でした。

  
    しかし、学力が伸びてきたと同時に、心の力や言葉の力を伸ばすことも忘れないでほしいという意見もありました。児童、保護者の学校評価アンケート結果から(あてはまる、ややあてはまる)評価が低かった項目、下がった項目と今後の取組は、次の通りです。
 
【学習面】
  ・名札や学習用具などの忘れ物をしない → 名札点検、筆箱点検を行い、呼びかけます 
  ・自分の考えをわけをつけて説明する   → 「聴く、考える、つなげる授業」を進めます
                                                                     詩の暗唱により、人前で話す抵抗をなくします
   ・学習のきまりを守って学習に取り組む → 集中して学習するためのきまりを掲げていきます
 【生活面】
  ・きちんとあいさつをする → 語先後礼の習慣やあいさつ運動を進めます
   ・決められた時刻までに寝る(1~3年:午後9時30分 4~6年:午後10時)
   → 学校、家庭、地域の学校保健委員会(集会型)を開催し、呼びかけます
     ご家庭でも、ご協力をよろしくお願いします

 

    貴重なご意見や示唆を頂いたことを学校運営に反映し、教育活動に取り組んでいきます。今は、1年間の働きかけのまとめと次の取り組みを考える時期です。

    今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

思い出が成長につながり 感謝に変わる時!

                              思い出が成長につながり 感謝に変わる時!
                                                                                              ~6年生を送る会~
                                                            
                                                                                                                                                          2月24日(金)

 
    
    6年生に感謝を伝える「6年生を送る会」で今までの練習、準備、本番に頑張った皆さん、1年生から6年生のみなさん、ありがとうございました。また、子どもたちの様子をご覧に来られた来賓の方、保護者の皆さま、ありがとうございました。4.5年生は、「楽しくて」「心に残る」集会になるように頑張ってきました。

 

    1年生の発表は、「おむすびころりん」の劇でした。6年生バージョンでした。「学校が大好き」がメッセージでした。ダンスも上手でした。打ち出の小槌から何が出てくるのかなと思ったら、中学校の教科書と宿題でした。頑張ってという願いがとても出ていました。

 

    2年生の発表は、「うたのきらいな王さま」の劇でした。「みんなで一緒に」がメッセージでした。困った時に自信と勇気が湧いてきます。元気いっぱいの歌声でした。
       
  3年生の発表は、「がんばれ!6年生!!」の応援でした。応援合戦をもとに6年生の頑張りを期待していました。ダンスも 一人ひとりがしっかりしていて、みんなそろっていました。頑張って下さいのオーラを6年生は送ってもらいました。

 

    4、5年生の発表は、金管鼓隊の「校歌」の演奏でした。6年生が教えてくれて頑張れました。練習を重ねてうまくなってきました。とても立派な演奏でした。さらに、頑張っていい演奏をしたいと決意していました。河井小学校を受け継ぐよという様子が感じられました。6年生は、卒業制作で形あるものを学校に残しますが、形のないものを残しいくれています。

 

    6年生の発表は、「河井小学校の思い出」の劇でした。たくさんの思い出、たくさんの成長があり、それらは、たくさんの宝物です。今、それらが感謝に変わりました。

 

    6年生は、卒業まで学校に来る日が、あと16日です。有終の美です。最後の最後まで気を緩めず、まとめと準備をしていって下さい。今日は、ありがとうございました。

未来を創る「壁」への挑戦!

                                  未来を創る「壁」への挑戦!
                                                                                                        1月31日(火)

 

  突然の寒波襲来により、積雪や凍結の被害が心配されるこの頃です。インフルエンザの流行の兆しがみられます。健康管理に留意してほしいです。
  3学期がスタートして1か月が過ぎました。子どもたちは、各学級や学年で学期始めに、学年のしめくくりに頑張ること、学年が1つ上がるために頑張ることなどを話し合い、それを実現するように行動しています。


4年生 5年生になるために!①語先後礼  ②教室や廊下を走らない  ③積極的に返事をする
5年生 最高学年に備えて! ※4月から最高学年としてお手本となれるために
      ①良い姿勢が集中力を生む ②話を聞く ③良い判断の行動 ④学年にふさわしい言葉づかい
6年生 最高学年のしめくくり! 
      ①自己コントロール(今、自分は何をしなければならないのか、何をしてはいけないのか)
       ②下級生の見本となる責任ある行動 ③決めたことの達成努力 ④やり遂げることと見直し


   頑張ることは、成長へのチャレンジです。自分で「壁」を設けて、乗り越えることです。あきらめない、決めつけないを第一に、勉強の力・心の力・健康や体の力を伸ばしてほしいです。 

 

   先日、安倍首相が「未来を創るために『壁』への挑戦をし続けないといけません。今こそ、その気概が求められています。」「『学問は身を立(たつ)るの財本(もとで)というべきもの』です。学ぶことによって、未来に希望を持ち、それぞれの夢に向かって頑張ることができるのです。」という内容の施政方針演説を行っていました。
 また、石川県教育委員会の田中新太郎教育長が、前職の商工労働部長時代に企業の経営者からお聞きしたことから「社会人として精神的に自立していること、学力と同時にコミュニケーション力をはじめとする人間力を小中学校でも発達段階に応じて鍛え、身に付けさせていただきたい。」と新春にあたり望まれていました。
  今、学力とともに精神的なたくましさも求められています。

  
   学力向上に向けて、12月の学力調査をもとに、後期学力向上プランを作成し、定着が弱かった学習内容領域の再指導を行っています。また、3年生と5年生は1年間のまとめとしてスキルアップ問題を計画的に行い、第2回奥能登スキルアップテストへの準備を行っています。学校研究と学習調査への取組が進んでいます。また、学校力向上に向けて、学校公開が2月4日(土)に開催されます。学校や子どもたちの様子をご覧下さい。先日、第2回学校評価アンケートが行われました。参観から参画へです。ご協力ありがとうございました。アンケート結果の集計・分析・今後の方策の検討を行い、学校関係者評価委員会を開催します。貴重なご意見や示唆を頂き、学校運営に反映し、教育の質的向上を図りたいと考えています。
 

   今は、1年間の働きかけのまとめと次の取り組みを考える時期です。今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

チャレンジ!チャンス!チェンジ!

                       チャレンジ!チャンス!チェンジ!
                                      ~成果が問われる3学期がスタート~
                                                                                              1月10日(火)

 
 
   新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 
    今年は、酉(とり)年。酉の由来は、「果実が極限まで熟した状態」といわれ、物事が頂点まで極まった様子ととらえることができます。「とり→とりこむ」から、学問や習い事、商売でも成果が得られるとされています。それらは、チャレンジ、チャンス、チェンジの繰り返しです。何をしたらいいか課題を見つけ(チャレンジ)、解決するために機会と場の設定して活動し(チャンス)、成果を評価し、新たな方向性(チェンジ)を示していきます。

   1年間の成果を発揮し、平成29年度へ引き継ぐ大事な3学期がスタートしました。「子ど    もの成長が見え、信頼される学校づくり」に向け、子どもたちに自信と誇りを持たせる積極的な指導を行ってきました。3学期は、1年間の教育活動の成果が問われます。その成果は、たどり着いたゴール地点であり、来年度の教育活動取組のスタート地点です。来年度の準備のために、そのゴール地点を下げるわけにはいきません。                                       

 学校の課題は、学力、体力、心力とたくさんありますが、一番はやはり学力向上です。先生の「授業力向上」と子どもたちの「学習力向上」がキーポイントです。
 12月に石川県5年生を対象に2学期までの範囲で行われた県評価問題Ⅰの自校採点の結果が下記の通りです。また、1~6年を対象に輪島市学力調査も行われました。結果は1月下旬です。
         
  5年・県評価問題Ⅰ   本校平均点          国語:70.2点  算数:77.8点  合計:148.0点                
                            輪島市平均点      国語:58.8点  算数:67.2点  合計:126.0点               

  
   これらの結果をもとに、子どもたちにつけたい力【根拠と理由をつけて書く力、伝える力】の進捗状況を検証し、分析、課題発見、原因究明を図り、今後も学習内容定着に努めていきます。落ち着いた雰囲気をもとに「わかる・できる授業の工夫」「学習規律の徹底」「家庭学習の充実」「温かなかかわり合い」を重点とした指導を行い、より一層の成果を上げたいと考えています。

  
   子どもたちは、2017年に向け、新たな目標を胸に刻んでいることでしょう。その思いを受け止め、よりよい成長を目指し、教職員一体となって積極的な教育活動を展開していきますので、保護者の皆さまのご理解、ご協力を今後ともよろしくお願いします。

「成果」を発揮し、次のスタートの準備を!

                            「成果」を発揮し、次のスタートの準備を!
                                                                            ~3学期 始業式~
                                                                                                                                           1月10日(火)
                    
  新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。いよいよ3学期が始まりました。冬休み中に大きな事故やケガもなく、みなさん元気で登校してきたことをたいへんうれしく思います。

 
  1学期のはじめの3日間は、「黄金の3日間」。ゴールドの3日間です。
 2学期のはじめの3日間は、「シルバーの3日間」。シルバーは銀です。
 だから、金・銀とくれば、次は銅です。
 3学期のはじめの3日間は、「ブロンズの3日間」となります。

 
  
    学期はじめの取り組み次第では、せっかく築き上げたものが壊れてしまう可能性のある怖い3日間です。そうならないために、もう一度、クラスの目標、学習のきまり、集団生活の約束を確認して下さい。学校の生活リズムを取り戻して下さい。

  
    今年は、酉(とり)年。酉の由来は、「果実が極限まで熟した状態」といわれ、物事が頂点まで極まった様子ととらえることができます。「とり→とりこむ」から、学問や習い事、商売でも成果が得られるとされています。

 
   3学期は、1年間の頑張ってきた成果を出す熟成です。だだし、終わり、おしまいの学期ではありません。次への準備の時期です。まとめをしっかりしておけば、次の学年、次の学校でいいスタートが切れます。
 たとえば、お正月に箱根駅伝がありました。1日目に速くゴールにつけば、2日目は速くスタートが切れます。いいゴールをすれば、いいスタートができるのです。

 

    学校は、みんなと仲良く勉強する所です。勉強が分かったり、できたり、身につかないと意味がありません。「落ち着いた雰囲気」「学習ルールを守る」「家庭学習を定着する」「温かなかかわり合い」これらの成果を出して、しめくくりをしていって下さい。

「輝き」は流れを変える!

                                                         「輝き」は流れを変える!
                                                          ~2学期 終業式~
                                                                                                                                      12月22日(木)
              
  早いもので、一年で一番長い2学期がもう終わります。一年も終わりが近づいてきました。この時期が来るといつも楽しみにしていることがあります。それは、『今年一年を一文字で表すとどんな字になるでしょう』です。
  今年は、「金」という字でした。リオ五輪での「金」メダルラッシュ。イチローのメジャー3000本安打や女子レスリング伊調馨の五輪4連覇などの「金」字塔。1番の「金」と言うことです。みなさんは、どんな一文字が思い浮かびますか。

 

   校長先生の今年一年を一文字で表すと「輝」です。リオ五輪の「金」からだと一番になる「輝き」です。河井小学校が輪島で一番の「輝き」をみせるにはどうしたらいいのか取り組んできました。子どもたちの勉強、心、スポーツなどの「輝き」です。廊下や教室はピカピカの「輝き」をみせています。「かがやき」といえば、新幹線の「かがやき号」です。石川県や輪島市においても、まず人の流れを変えてくれました。流れを変える「輝き」です。
 
  河井小学校が輝くためには、6年生の輝きが欠かせません。6年生の輝きが、学校の流れを変えるのです。全校集会の静かな雰囲気もその一つです。どんどん、新風を吹き込んでほしいです。

 

   2学期を振り返ってみて下さい。1学期の最初に一年間こんなことに頑張って下さいとお願いしました。「話を聞くこと」「あいさつすること」「なかよくすること・ルールを守ること」です。
 
 1.学校は、勉強の場です。
  ・そのためには、先生の話を聞く、友達の話を聞くことです。
  ・聞いてもらうための「話します」がしっかりしてきました。
  ・それによって、落ち着いた雰囲気になり学習も深まっていきます。勉強もできるようになってきます。

 2.学校は、集団生活の場です。
  ・あいさつは、学校の命です。
  ・「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」は、どうでしたか。
  ・語先後礼は身についてきましたか。
  ・言われなくても、だれにでもあいさつしていますか。

 3.学校は、心を育てる場です。
  ・やさしい言葉遣いが、お互いの心を優しくします。
  ・仲良くするのに「ありがとう」「ごめんなさい」「わたしがします」など友だちと仲良くなる言葉が行き来していますか。
  ・ルールを守ることは、「してはいけないことはしない」「しなければならないことはする」です。
    心のブレーキとアクセルです。踏み間違えると大きな事故になります。

 

    達成度はどれくらいだったでしょうか。「前よりは、いいかな。」「できるようになったな。」という成長の実感を味わっていることと思います。不十分な点は、3学期に頑張って下さい。
 

   いよいよ冬休みが始まります。クリスマス、大晦日、お正月と楽しい行事が続きます。「やり放題病」にかからないようにして下さい。テレビの見放題、寝放題、食べ放題、お菓子の食べ放題、ゲームのし放題、お年玉の使い放題ではいけません。お家の方としっかりと約束をしてきまりある生活にして下さい。では、楽しい冬休みを過ごしてください。


 

歯と口の健康が命の健康へ

                                    歯と口の健康が命の健康へ
                                             ~学校保健委員会・集会型~
                                                       12月12日(月)

 
  今日の学校保健委員会を開催するにあたり、学校歯科医の副医院長の角大輔先生に指導助言者としてご来校頂き、誠にありがとうございます。
  また、保護者の皆様には、お忙しい中、子どもたちの健康課題にご理解を頂き、ご参加ありがとうございます。

 

   保健委員会の皆さんから「むし歯0作戦」の発表がありました。むし歯の原因や歯の磨き方、むし歯にならないための生活について学びました。
  次に、給食委員会の皆さんから「卑弥呼の歯がい~ぜ」の発表がありました。よくかむことが健康つくりになります。脳が働いて、勉強やスポーツができるようになります。お腹の働きを良くして、癌を防ぎます。

 

   ところで、みなさん!
 「自分の歯や歯ぐきはどうなっていますか?」
 「むし歯は治しましたか?」
 「子どもの歯のむし歯を治さないと、大人の歯がまっすぐ出てこれなくて、ガタガタの歯並びになること知っている?」
 「歯は何本あればいいの?」「8020運動って知っている?」
 「ちゃんと30回かんでいる?」「お菓子をいつまでも食べていない?」
 
 

   学ぶことで知識が豊富になりますが、実行に移すことや続けることは難しいです。小学生のこの時期からの積み重ねが、一生続けば、病気の予防につながっていきます。
 
  
   保護者の皆様には、健康への危険を理解し、家庭での実践力を高めるきっかけとしてほしいと思います。
歯と口の健康つくりが、命の大切さに関わる一生の健康へとつながることを祈って、おわりのあいさつとさせて頂きます。本日は、ありがとうございました。


 

人を笑顔にする「思いやり算」

                              人を笑顔にする「思いやり算」
                                               ~12月全校集会~
                                                                 12月 7日(水)

 
  今月は、1年生の発表でした。「キラキラ」がキーワードの合唱や合奏、好きな所の発表でした。みんなで、ひとつのことをそろえて行う姿が光っていました。算数の問題作り授業でもとてもよくがんばっていました。

 
 

 11月に児童会でみんなの心を元気にしようと考え、「人権標語」の取り組みをしました。スローガンは、【その一言で輝ける!「ありがとう」があふれる河井小学校にしよう!】です。
 
  今、2年生は、かけ算九九の暗唱をしています。小学校の勉強に絶対必要な計算が かけ算です。早く言えるように、バラバラでも言えるように頑張っています。
 
  では、人と人との関係をうまくやっていく計算を知っていますか。それは、人を笑顔にする算数、「思いやり算」です。「たし算・ひき算・かけ算・わり算」の四つがあります。

    ①「たし算」のたすは、【たす】け合うことです。みんなが協力し、大きな力になります。
    ②「ひき算」のひくは、【ひき】うけることです。してあげると喜びが生まれます。
    ③「かけ算」のかけるは、声を【かける】です。やさしい言葉でひとつになれます。
    ④「わり算」のわるは、いた【わる】ことです。笑顔になり、笑顔が返ってきます。

   
              「思いやり算」の言葉や行動で、元気で笑顔の学校生活を送って下さい。

子育ては、オール輪島の団体戦

                                     子育ては、オール輪島の団体戦
                    ~学びを人生や社会に生かそうとする力、学びに向かう力の向上~
                                                                                                                                            12月 5日(月)

 
   
   吹く風に冷たさを感じ、師走を迎えるころとなりました。1年間の充実感とともにやり残した焦りと新年への期待が入り交じった時でもあります。
 
   
   11月19日(土)に第7回輪島市学校力&親力向上セミナーが行われました。万障繰り合わせてご参加された保護者の皆様に感謝申し上げます。このセミナーは、「自分の子も他人の子も関係なく、輪島市の学校・保護者・地域が一体となり、社会全体で見守り育てるオール輪島の意識」を基本として行われています。それぞれの立場で責任を持って取り組むことは、もちろんです。さらに、連携と協力をして、確かな学力、豊かな心、健やかな体を育む学校教育の充実、家庭や地域全体で取り組む教育力の向上が、輪島市教育振興基本計画にも盛り込まれています。

 

   セミナーでは、最初に、輪島市教育委員会から学力テストの結果等の公表が行われました。4月に行われた6年生と4年生の全国と石川県の学力テストの各学校の様子と輪島市全体の傾向について説明がありました。公開の目的は、正確な正しい情報を共有して、協力してオール輪島で子どもたちを育てていくためです。学力でも、知識・理解 、思考力・判断力・表現力をはじめ、学びを人生や社会に生かそうとする力や学びに向かう力をつけたい力としています。
 
   その実現のために、家庭学習の習慣化があげられます。学校で先生が取り組んでほしいこと、家庭で保護者が取り組んでほしいことの説明がありました。保護者の皆様へは、以下の内容です。
 ①学びの環境作りの充実
    ・学習部屋の整理整頓をする ・集中できる場所で学習する ・身近な所に辞典や地図を置く
    ・学習時間帯を決めて、始まりの時に声をかける・午後9時以降はスマホ等を保護者に預ける
   ②小3からのつまずきに要注意:家庭学習習慣も学力も中学年が鍵となります
   ③意欲の向上:宿題やノートに目を通す(点検)、そして、褒める・認める・励ます
 

   最後に、輪島市教育委員会の教育長から閉会のあいさつを頂きました。
 輪島は、漆の里・平家の里・禅の里と言われているが、もう一つ「学びの里」を付け加えてほしい。「山は木をもって茂が、輪島は人をもって栄える」のごとく学力、体力、豊かな心を格とした人材育成は未来の準備です。それは、児童生徒の準備、輪島市の準備、日本の準備につながります。教育は未来の準備です。

そのために、
  
 ①家庭学習の量を確保してほしい。
  ・学校で6時間勉強し、家庭学習が0時間なら勉強の効果は薄い。
  ・学校で6時間勉強し、家庭学習が2時間なら[6×2=12]で12時間の効果が期待できる。
 ②睡眠と家庭学習には関連がある。
  ・浅い眠りのレム睡眠は、脳が活発に動いている状態で学んだことを確実に定着させている。
  ・寝る前に考えたことは、寝ている間にその記憶が固定、整理されいるのです。
 ③手をかけて後天的に刻み込まなければならないものがある。
   ・基本ソフトを入れてハードディスクへの様々なことを書き込みをして、バージョンアップするのと同じです。【ことば、体力・  耐力、技能など】の書き込みの「量」「質」の「時期」を逃してはいけません。
 ・学校が書き入れるデーターは学校で、家庭が書き入れるデーターは家庭でやることです。

    考えなければならない時期にきていると思います。なければならない時期にきていると思います。 そして、学力向上へ親の協力という新聞記事の投稿を紹介して終わりました。「今年も学力テストで石川県は全国の上位を占めましたが、勉強に集中できる落ち着いた環境が何より大事で、学力は環境に比例します。学習環境を整えて、学力向上・健やかな成長という利益を得るために子ども、学校、保護者の協力が大切です。」という内容でした。

 

   学校での学びは、最終的には個人戦ですが、教室で集団で勉強するので団体戦と考えられます。一人ひとりが、授業に一生懸命に集中すると学習が充実してきます。それが点数にも表れ、学習意欲にもつながります。12月6日(火)は、県評価テストの国語と算数が5年生で行われます。14、15日は、市学力テストが1~6年生で行われます。14日は1~6年生で国語・算数、15日は4~6年生で社会・理科が行われます。河井小学校は、算数と理科に課題があります。苦手克服、得意伸長です。ご家庭でも、声かけをよろしくお願いします。

 

   子どもたちの健やかな成長を願い、教職員一同、全力を挙げて取り組みますので、今後もご理解ご協力をよろしくお願いします。


 

一生懸命に打ち込む姿

                                       一生懸命にがんばる姿
                                                             ~11月全校集会~
                                                              11月2日(水)

 

  今月は、3年生の発表でした。スマイルの合唱やパフの合奏でした。声がそろう、音がそろう、名札がそろうなどとても立派でした。一生懸命な姿に対し、見ている子どもたちも一生懸命な態度でした。3年生は、授業でも「話す、聴くこと」「お互いを大切にすること」が光ります。とてもよくがんばっています。

 

    昨日、PTA役員会がありました。会長さんがマラソン大会の様子を見て、「一生懸命にがんばる姿」はいいものだということをお話されていました。スポーツ、勉強、詩の暗唱、文化の日の作品展など、いろいろな場で個性を発揮してがんばってほしいです。
 
 

    学校は、勉強する場なので「授業中に一生懸命にがんばる姿」が一番です。11月は、2学期のまとめの時期となります。いろいろな場面で「一生懸命な姿」「あきらめず打ち込む姿」「失敗をのりこえる粘りの姿」をみせて下さい。

心の琴線に響いたあの音色

                                          心の琴線に響いたあの音色
                                                       ~学校コンサート~
                                                                       
                                               11月2日(水)

 
 

   今日は、河井小学校の「学校コンサート」にはるばる金沢の方からマーチャニーバンドのみなさんにお越し頂き、ありがとうございました。幼保・小連携で和光幼稚園、海の星幼稚園、河井保育園の園長さん、先生方、年長のみなさんもご来校ありがとうございました。

 
 

   「唱歌を歌おう!」と題し、楽しい時間をありがとうございました。曲あてクイズ、楽器の名前クイズ、演奏した曲数クイズ、一緒に合唱、合奏もありました。最後は、【情熱大陸】の演奏でした。どうでしたか?すごかったですね。
 
 

  マーチャニーバンドのみなさんとは、校長先生が去年と一昨年、津幡町の小学校に勤めていた時からのおつきあいです。リーダーの方とは、一緒に勤務させて頂いたいていました。その小学校では、ランチルームでの昼の給食の時間に「ランチタイムコンサート」として何回も演奏して頂きました。
 

    河井小学校は、このようなコンサートが年に1回しかありません。輪島にはめったにないことが、むこうではいつもありました。演奏を聴いて、音楽に親しみ、ゆったりとした心をもてたのではないかと思います。貴重な体験をありがとうございました。

マリンタウンを駆け抜ける秋風!

                                                      マリンタウンを駆け抜ける秋風!
                                                           【校内マラソン大会】
                                                                                                                                        10月28日(金)

 

    実力発揮の秋です。子どもたちは、どの行事にも積極的に取り組み、成果をあげています。目に見える記録として、目に見えない心の力として!
 

    マラソン大会の開催にあたり、安全確保のために外周コースの誘導係を進んでひきうけてくださったPTA役員の方々、保護者やご家族の皆さまのたくさんの温かい声援を頂いたことに重ねて感謝申し上げます。

 

    雨が心配されましたが「校内マラソン大会」を無事開催されることになりまた。河井小学校は、昨年から持久力をつける取組を行っています。少しずつ、その成果が見られています。引き続き、今年も持久力をつけるために長休みや体育の時間に練習しています。マラソンカードや河井小マラソン表に走った分だけシールをつけて積み重ねてきました。走れば走るほど体力がついて、速くなります。

 

    スポーツは、自分との戦いです。前の自分と今の自分との「自分比べ」です。自分を乗り越え自己ベストを出すことです。マラソンは、1人で走る個人スポーツですが、みんなで競い合ったり、応援したりと集団スポーツでもあります。運動会のように、協力し、声をかけ合って下さい。

 また、長い時間走り続ける忍耐力が自分を高めます。すぐにいやになっていてはいけません。苦しくても続けて、自分を乗り越えていって下さい。

 

    マラソン大会での頑張りが、「苦しさを乗り越える自分」「真剣に取り組む自分」を作ってくれます。これからも、「自己ベスト」に向けて頑張っていきましょう。