河井っ子日記
食物アレルギー研修会
18日(水)の午後、食物アレルギー研修会を実施しました。4月当初に、食物アレルギー対応についての研修会を行い、本校児童の状況や事故防止に向けた取組について共通理解を図りましたが、今回の研修は、万が一、事故が発生した場合における組織的な対応について確認するという内容でした。
昼休みに体育館で遊んでいて、具合の悪くなった児童が、保健室への移動中、さらに容態が悪化するという設定で行いました。児童が倒れた場所から養護教諭が職員室に電話連絡し、職員室にいる職員がアクションカードをもとに対応に当たりました。児童に寄り添い、容態を見守りながら対応に当たる職員はもちろん、AEDやエピペンを運ぶ職員、他の児童を誘導する職員、消防署への通報や救急車の誘導、諸々の状況を記録する職員など、役割分担をして訓練を行いました。実際行ってみることで、改善点も明らかとなり、大変有意義な研修となりました。
学校長の教育計画には、全ての教育活動の基盤の1番目に「子どもの命を守ること」が掲げられています。児童一人一人の大切な命を預かっているという意識を強くもち、常に子どもの安全・安心を第一に考えるとともに、常に危機管理意識をもって、組織的対応を行うことができるよう、今後も努めていきます。
職員室清掃
8月6日の放課後、職員作業として職員室の掃除を行いました。教室など校舎内の他の場所は、毎年、職員でワックスがけを行っていますが、職員室までは手が回っていませんでした。今回は、全員でスポンジを持ち、床を磨き、ワックスがけをしました。1時間30分ほどの作業でしたが、見違えるように床がきれいになりました。また、きれいになった気持ちよさと職員で力を合わせる気持ちよさの両方を感じることができました。子供たちにも、こういう気持ち良さをたくさん味わわせることができるよう、職員一同、力を合わせて頑張っていきます。
全校登校日 平和について考える集会
8月6日(金)に、全校登校日がありました。児童が元気よく登校する姿を久しぶりに見ることができました。
8月6日といえば、広島市に原子爆弾が投下され、尊い命が数多く失われた日です。本校でも、8時15分に亡くなられた方々のご冥福をお祈りして、全校で黙とうをささげました。また、「平和について考える集会」を実施し、職員による本の読み聞かせや戦争の様子についての説明を行い、戦争のおそろしさや平和の大切さについての理解を深めました。
全校に紹介した本は、「ヒロシマの消えた家族より」(ポプラ社 2019)です。若手職員8名で読み聞かせを行いました。この本には、笑顔あふれる生き生きとした家族の写真が記録されています。そして、全てを奪い去った原爆でも、「この家族が生きた証を消すことまでは決してできません。」と綴られています。
最後に校長先生よりお話がありました。校長先生が小学生の頃から、平和について考える集会が行われていたそうです。「なぜ、このような集会を行うのか?」校長先生からの問いに、多くの児童が挙手して答えていました。それそれの児童が感じたことを伝えていってほしいと思います。また、校長先生からは、ぜひ、家族で今日のことを話し合ってほしいと宿題が出されました。ご家族で、平和について考えていただけたらと思います。
PTA資源物回収
31日(土)8:00頃から、PTAの地区委員会を中心に、資源物回収が行われました。今回回収した資源物は、新聞紙とペットボトルです。地域の人たちからもご協力いただき、たくさんのペットボトルと新聞紙を回収することができました。また、6年生児童も回収作業に加わりました。進んで新聞紙を運んだり、まだ、汚れの残っているペットボトルを仕分けて水洗いをしたりしました。よく働く6年生です。朝早くからの作業でしたが、ご協力いただいた保護者や地域の皆様、ありがとうございました。得られた収益は、子供たちのために、活用させていただきます。
1学期終業式
20日(火)の5限目に、1学期の終業式を行いました。校長先生からは、多くの児童が時間を守って生活できるようになってきていることや、夏休みを計画的に過ごすために自分で時間割を考えること、そして、新型コロナウイルスに感染しないように不要不急の外出を避けること等についてお話がありました。また、谷口先生からも、夏休みの過ごし方についてのお話がありました。自分や友達の心と体の健康を守って生活するために、生活のきまりや大人のいうことをしっかり守ること、不審者等に対しては「いかのおすし」を実践すること等を確かめました。40日間に及ぶ長いお休みとなります。充実した夏休みを過ごしてほしいと思います。
保護者の方々や地域の皆様には、1学期の間、様々な形でご協力とご支援をいただきました。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
PTA心肺蘇生法講習会
16日(金)に、夏休み中の水の事故に備え、PTA心肺蘇生法講習会を実施しました。はじめに、輪島消防署の竹林様と奥村様より、心肺蘇生法やAEDの使用方法についてご説明いただき、その後で実技演習をしました。意識や呼吸の確認、胸骨の位置の確かめ方、手の動かし方や速さなど、実際にやってみることで心肺蘇生の方法や注意点などについて理解を深めることができました。事故等により心臓や呼吸が止まった場合、一次救命処置(心肺蘇生やAED使用)や迅速な通報が生存率や社会復帰率を高めます。河井小学校でも、万一に備え、水泳指導の際にはプールにAEDを準備し、トランシーバーで校舎内とすぐに連絡がとれるような体制をとっております。今後も危機管理に努めながら、児童の指導に当たっていきます。ご指導いただきました輪島消防署の皆様、本当にありがとうございました。
詩の暗唱集会
12日(月)と15日(木)に、低学年と高学年の詩の暗唱集会が行われました。低学年は2回目、高学年は今学期初めてとなる暗唱集会でした。低学年児童は1回目よりも大きな声で、そして高学年児童は1回目でも堂々とした姿で発表できました。体育館中に響き渡る声に、みんなで力を合わせて何かを成し遂げる良さを改めて実感しました。校長先生からは、人は生まれてきてから聴いて言葉を覚えること、自分で何度も詩を練習することで、良い言葉を何度も耳にできること、そして、繰り返し聴くことで良い言葉を覚えていくことができることについてお話がありました。校長先生からは、最後に、暗唱全員合格の学級に表彰も行われました。2学期も詩の暗唱に全員で取り組み、美しい言葉に触れながら心も体も成長させていきましょう。
外国語研究授業
8日(木)に、輪島市学校教育研究会外国語部会が行われ、5年生が研究授業を公開しました。本校では、英語専科の本田教諭を中心に外国語の授業づくりについての研究も進めています。研究授業では、5年生が大きな声で発話し、コミュニケーションを楽しむ姿が見られました。参観された先生方からも子どもたちの頑張りを認めていただく発言が多く、大変うれしく思いました。校内では、英語に関する掲示も充実できるよう努めています。ぜひ、本校にお越しいただいた際は、掲示もご覧ください。
7月全校集会 2年生発表
7日(水)の5限目に全校集会がありました。今回は、2年生が学年発表を行いました。テーマは、「にこにこだいさくせん」です。どんな言葉が嬉しい言葉なのか、また、どんな言葉が悲しい言葉なのかを全校に問いかけ、生活の中での言葉つがいや行動を考えられるように劇を工夫していました。体育館に響き渡る声で歌い、楽しさが伝わるダンスを踊り、2年生も見ている人もみんなにこにこになれる素敵な学年発表でした。最後に、各クラスから代表の児童が感想発表をしました。どの学年の児童も、2年生の良さを全校の前で堂々と発表することができました。
ピュアキッズスクール 1年生
7日(水)の2・3時間目に、1年生がピュアキッズスクールを行いました。輪島警察署の方に来ていただき、物を盗むことの危険性について考えました。1年生は、警察署の方から質問されても堂々と自分の意見を発表できていました。例えば、「人の物をだまってとったら、あとで悪いことが起こる」「買ったものでないものがあるけど、どうしたのとお母さんからきかれる」など、あとのことをしっかり想像して話していました。ぜひ、ご家庭でも、人の物をとるということについて、一緒にお話していただければと思います。