6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
~第63回卒業証書授与式~
3月16日(金)
うららかな春の光が降り注ぎ、新しい芽が出始め、春の躍動感が感じられる今日の佳き日に、40名の卒業生の皆さんが、この河井の学舎を巣立っていきました。卒業生に、保護者の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。ご卒業おめでとうございます。また、河井小学校の教育活動に対して深いご理解と温かいご協力を頂いたことに、厚く御礼申し上げます。
卒業生は、1年生入学以来、学びに向かう力を基本として、たくさんの知識や技能、それを活用する力を身につけ、そして、豊かな心と健やかな体を育み、立派に成長し、中学校へ進む力がつきました。今、次のステージへ夢や希望を膨らませていることと思います。その希望に努力という心を乗せて行動に移し、「もう一伸び」することに期待します。
ピョンチャン・オリンピックに54年ぶりに輪島市出身で出場した小口貴子選手が、輪島市に来られた時に、子ども達へメッセージを送りました。「才能が、あるかどうかはでなく、やりたいと思うことを一生懸命にやることが大切です。長い時間かかるかもしれないが、夢はかなう。」と。物事は、簡単にできるものではありません。「思い」「思いつき」を「なんとしてもやりたい」という信念に変えて、打ち込むことで、自分が変わり、夢がなかうのです。
そのために、大事なことが2つあります。
・1つ目は、「心のコップを上向き」にしてほしいことです。コップが下向きだとどれだけ注いでも、たまっていきません。いろいろなことを受け入れて、コップを満杯にして下さい。
・2つ目は、「だれにも負けない努力」をしてほしいことです。この苦労によって心がブラッシュアップされ、心のコップは大きくなっていきます。
「心のコップを上向きにすること」「だれにも負けない努力をすること」で小口貴子選手のように、 想像をはるかに超えたすばらしい未来がやってくるのです。
しかし、これから進んでいく道には、必ずといっていいほど困難が待っています。中学校の時期は、手を離しても目を離さない、目を離しても心を離してはいけない時期です。だんだん、自分の考えで行動していきますが、判断の方向が曖昧になっている時には、タイミングのよい支えをよろしくお願いします。
河井小学校の卒業生として、自信と誇りを持って、輪島中学校へ行っても頑張って下さい。
平成29年度 ありがとうございました
平成29年度も残すところわずかとなりました。3月23日の修了式をもちまして、1年間の教育活動が終了します。今年度は、「子どもたちの成長が見え、信頼される学校づくり」を教育方針に掲げ、【学ぶ・鍛える・競う】の積極的な指導を行ってきました。子ども達の成長の「手応え」を「確信」し、上昇気流に乗せ、新たな風を吹かす年ととらえ、邁進した1年でした。
河井小学校の合言葉は「輝く笑顔」です。子どもたちだけでなく、先生、家の人、地域の方すべての輝きです。また、学校の顔として責任ある立場にたつ最高学年が輝きを持ってほしいと考え「6年生が輝く学校づくり」に取り組んできました。このことで、学校全体が輝いてきます。
石川県・輪島市教育委員会指定の2回の研究発表会、「みんなでかしこくなりましょう」を合言葉にした授業改善により先生の授業力向上、子ども達の学習力向上につながりました。それは、学力だけでなく、向上意欲の啓発により心力、体力・健康面でも成果が確実な軌道に乗ってきました。今年度の取組を振り返り、「みんなで輝く」来年度へ向かっていきたいと思います。
終わりになりましたが、保護者やご家族、地域の皆さまには、平成29年度の教育活動への深いご理解と温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。
今後も、河井小学校と子どもたちの健全な成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。