ことばを大切に!
ことばを大切に!
6月28日(水)
日増しの暑さが、夏の訪れと1学期の終盤を感じさせる頃となりました。先日の学校公開では、お忙しい中、授業参観をはじめ、親子学年行事や学校保健委員会、集金説明会など多数のご出席、ありがとうございました。子どもたちの学習中の様子は、いかがだったでしょうか。
「聴くこと」から「話すこと、書くこと」へ、そして「伝え合うこと、広め深めること」の学び合いの充実を目指して学習指導を行っています。次期学習指導要領改訂に向けた準備ともなります。それは、アクティブラーニングの視点から【主体的・対話的で深い学び】をいかに実現していくかです。アクティブラーニングと言えば、呼吸(空気を吸って吐くこと)と同じような考えです。ことばのインプットとことばのアウトプットです。ことばを取り込んで考え、話していきます。グループ交流から考えを再構築し、更に全体交流で考えの深まりを図ります。授業研究では、深める場面での話し合いの視点【アタックポイント】と考えをまとめていく【深めの発問】でどんなことばがけをすると効果的なのか工夫しています。
最近、「ことば」について考えさせられることがよくあります。教育活動の指導の中で、学級の子どもたちの関わり合いの中で、社会生活の中で、自分の考えや気持ちを相手も気遣いながらどのように伝えたらいいのかです。ことばを大切にし、伝えるセンスを磨くことが課題と考えます。
※フリーキャスターの横田幸子さんの講演会「言葉のチカラ」より
・言葉には力があるのです。目に見えないエネルギーを持っています。あたたかい言葉は、うれしく、励まされ、元気になります。絆をつないでいきます。
・人にエネルギーを与える光の言葉があります。光の心にしてくれます。一生懸命な心、思いやる心、これら創り出す心を育ててくれます。言葉は、人の心に刺さる刃になることもあります。人は、嫌なことを言われると敏感で、傷つけること言うのは鈍感です。闇の言葉で、闇の心になり
ます。なまける心、意地悪な心は自分を壊す心です。
・闇の言葉ではなく、光の言葉を使っていかなければいけません。光の言葉をかけられるとやる気が出ます。「たすかるよ」「えらいね」「がんばってるね」「すごいね」どんどんやる気がでてきます。「どうせ」「だって」「でも」の3D言葉が出るようなら闇の心になっているかもしれません。そんなときは光の言葉に変えて,光の心になるようにしていきましょう。
・何かを発するのなら、それはマイナスエネルギーではなく、プラスのものを発信していきたいですね。使い方を間違えると刃にもなるものですが、やはり言葉であたたかい気持ちになり、勇気をもらえたりします。自分がされてうれしいことを相手にも心がけていきたいですね。
「輝く笑顔」に「光の言葉」を上乗せし、「光の心」で学校生活を送ることができればと思います。
河井小学校の教育活動が、ますます充実するよう保護者や地域の皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いします。