「ピリッと感」がめざす姿への跳躍台に!
「ピリッと感」がめざす姿への跳躍台に!
~河井の学園に 双葉と萌えて 今集う~
7月 7日(木)
オバマ米大統領の広島訪問で「技術の進歩は、人間社会が同様に進歩しなければならない。科学の革命は、道徳的な革命を求めている」と述べていました。先日、県科学教育振興会で菱沼捷二会長(津田駒工業代表取締役会長)が「人工頭脳の時代であるが、人のための科学、人のための技術を求め、心豊かに生きられるための人間力を磨くことが大切である」と述べていました。社会の急激な変化で、新しい「もの」や「こと」が生まれ続けていきます。学校は、社会に出るための「準備」の場所です。小社会です。教育の力で「学ぶこと・きまりを守ること・かかわりをよくすること」など、道徳的な心を育てていくことも強く求められているのです。
今、河井小学校の子ども達にもう少しの【ピリッと感】があればと期待します。あと一歩の緊張感によって、双葉から本葉へ、そして、ぐんぐん伸びるきっかけなることでしょう。
(1)学びのピリッと感 ~学校は勉強するところ~
・聞く姿勢:座った時の姿勢(足ぺったん) 話す人の方に体と心を向ける
・話す姿勢:聞いていることを確かめて話す(「話します」と注目の声をかける)
・学習準備:持ち物表の確認 筆箱(そろえるものと必要でないものの区別)
・家庭学習:20分(低学年)・40分(中学年)・60分(高学年)の学習時間
「予習→授業→復習」というサイクルで授業と関連させる
「振り返り」を書いて学びの定着化を図る
(2)身なりのピリッと感 ~形は心をつくり 心は形にあらわれる~
・名札をつける
・服装を整える (シャツをいれる・ボタンをとめる・ズックをはく・登下校時の制服着用)
(3)関わりのピリッと感 ~思いやりと感謝の愛ことばの広まり~
・児童会目標①「語先後礼の止まってあいさつ」おはようございます こんにちは さようなら
・児童会目標② 言葉づかいをよくしよう ふわふわ言葉とふわふわ行動
(4)整とんのピリッと感 ~学びの空間の整えで自発的な姿になる~
・机や椅子のせいとん(授業中、空き教室)
・下足箱のズックの入れ方
・クリーンデー(金曜日に引き出しボックスを整とん)
・学級園や一鉢運動の世話
梅雨にうたれ、大朝顔の本葉がますます大きくなり、つるも見るたびに伸びています。1学期も3ヶ月が過ぎ、子ども達は「学びの栄養」を吸収し、成長の変化をみせています。ピリッと感を意識することで、さらに成長の激変が期待されます。ご家庭での温かい声かけが支えとなり、めざす姿への跳躍台となります。
河井小学校の教育活動が、ますます充実するよう保護者や地域の皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。