心の力と言葉の力を伸ばそう!
心の力と言葉の力を伸ばそう!
~第3回学校関係者評価委員会~
2月28日(火)
三寒四温と申しますが、時折の吹く風に冷たさが感じられるこの頃です。まだまだ、インフルエンザの流行が気になります。3月を迎えるにあたり、卒業式や学年の終わりへのカウントダウンが聞かれます。
先日、「第3回学校関係者評価委員会」が開催されました。1月に行った学校評価アンケート(教職員・児童・保護者)結果を分析し、学校で対応策を考え、取組状況を説明し、学校運営についてご指導ご助言を頂きました。学校評議員やPTA会長、副会長の評価委員のみなさま、誠にありがとうございます。
河井小学校では、4月より「子どもの成長が見え、信頼される学校づくり」を教育方針に掲げ、教育活動に取り組んできました。子どもたちをより良くしたいという共通な願いの実現に向けて、保護者、地域の皆様にはご理解、ご協力を頂いたことに感謝申し上げます。
1年間振り返ってみると子どもたちの学びや心を育てるために、学習環境を整えることが大切と考え、花壇やプランターの「花いっぱいな学校」や廊下や壁のペンキ塗りによる「ピカピカな学校」の取組、名札をつけ、服装を整えた「りりしい姿」の働きかけなどを行ってきました。第2回学校関係者評価委員会後のキーワードは、「ゼロベースへの挑戦」でした。同じことをやっていても今までは、それで良かったかもしれないが、今は違うよという姿勢です。
その成果が、落ち着いた雰囲気で学ぶ様子に表れてきました。そして、12月に行われた5年生の県評価問題では、県でトップクラスの成績を、1~6年生の輪島市学力調査でも、学年全体にわたり好成績でした。
しかし、学力が伸びてきたと同時に、心の力や言葉の力を伸ばすことも忘れないでほしいという意見もありました。児童、保護者の学校評価アンケート結果から(あてはまる、ややあてはまる)評価が低かった項目、下がった項目と今後の取組は、次の通りです。
【学習面】
・名札や学習用具などの忘れ物をしない → 名札点検、筆箱点検を行い、呼びかけます
・自分の考えをわけをつけて説明する → 「聴く、考える、つなげる授業」を進めます
詩の暗唱により、人前で話す抵抗をなくします
・学習のきまりを守って学習に取り組む → 集中して学習するためのきまりを掲げていきます
【生活面】
・きちんとあいさつをする → 語先後礼の習慣やあいさつ運動を進めます
・決められた時刻までに寝る(1~3年:午後9時30分 4~6年:午後10時)
→ 学校、家庭、地域の学校保健委員会(集会型)を開催し、呼びかけます
ご家庭でも、ご協力をよろしくお願いします
貴重なご意見や示唆を頂いたことを学校運営に反映し、教育活動に取り組んでいきます。今は、1年間の働きかけのまとめと次の取り組みを考える時期です。
今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。