成長のエネルギーを貯え、猛進する2019年がスタート!
成長のエネルギーを貯え、猛進する2019年がスタート!
~ 教育活動による人間形成!学力形成! ~
1月 9日(水)
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年は、亥(いのしし)年。十二支の最後です。植物の成長に例えると、葉も花も散ってしまい、種に生命を引き継いだ状態です。季節にたとえると冬です。【春の芽吹きまで、じっと固い種の中でエネルギーを内にこめている】イメージをもち、内部の充実を心がける年です。学校教育において、次の成長に備えて「人間形成、学力形成」「人材育成や環境整備、学ぶ基盤づくり」のエネルギーを貯め込む年というこになります。また、亥は、無病息災の象徴で、目標に向かって猛進していく人を助ける「火の神の化身」とされています、そこで、河井小学校の教育活動は、「成長のエネルギーを貯え、前に進む」年にしていきたいと考えます。
言語力と学力向上の関連 ~「学びに向かう姿」の変化~
3学期を迎えますが、1学期からずっとうれしく感じていることがあります。それは、子どもたちの学びに向かう姿をはじめ、関わりあう姿に劇的な変化がみられることです。
学習の約束の充実、あいさつや服装がきちんとし、教室移動の空き教室が整頓されていることなど、言い切れないほどのあります。子どもたちの自己成長のスイッチが、強烈にONになっているのです。
河井小学校では、言語活動の充実に向けて、読書活動の推進(朝読書・読み聞かせ読書・おすすめの本・貸出の推奨)や詩の暗唱、条件作文・行事作文などに取り組んでいます。言葉は、思考力の土台をつくると思います。言葉を覚えることは、新しい考えを獲得することになり、新しい考え方の出会いをもたらしてくれます。友だちの考えをしっかり聴き、自分の考えを深め、コミュニケーションをとって、新しい考えを生み出していけます。
詩の暗唱をすることで、集中力が高まり、理解力や記憶力向上などの能力開発の効果も現れてきます。あまり意味が分からなくても、レベルの高い文章に触れることで、内面に入り、教養や知性の確かなものに変わります。
みんなでかしこくなりましょう! ~学力の良好な定着~
12月に石川県5年生を対象に行われた県評価問題(2学期までの範囲)の自校採点結果が、でました。また、1~6年を対象に輪島市学力調査も行われました。結果は1月下旬に分かります。
5年・県評価問題
国 語 本校→ 75.5点 県→ 63.2点
算 数 本校→ 80.8点 県→ 49.8点
合 計 本校→156.3点 県→113.0点
これらの結果をもとに、子どもたちにつけたい力【広げよう!深めよう!自分の考え!】の進捗状況を検証し、分析、課題発見、原因究明を図り、今後も学習内容定着に努めていきます。今後も落ち着いた温かな雰囲気を継続し、「学びあう姿の見える授業づくり」「学習の約束の徹底」「学びを支える言語活動の活性化」「補充学習や家庭学習の充実」を重点とした指導を行い、より一層の成果を上げたいと考えています。
1年間の成果をまとめ、2019年度へ引き継ぐ大事な3学期がスタートしました。「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」に向け、学力(知)・心力(徳)・体力(体)の育成に向けて「心が育つ・学力が伸びる・体力がつく」積極的な指導を行ってきました。
子どもたちは、新年を迎え、新たな夢や希望に胸を膨らませていることでしょう。子どもたちの輝かしい未来に向けた健やかな成長を願い、教職員一体となって積極的な教育活動を行っていきますので、保護者やご家族、地域の皆さまのご理解ご協力を今後ともよろしくお願いします。