入学式を挙行いたしました

 令和6年度の入学式を挙行し、新入生190名の入学を許可し、迎えることができました。3年間充実した高校生活を送り、立派に成長して地域の産業界に貢献できる人材となって欲しいと願っています。

 式辞の抜粋を載せます。

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 さて、本校の教育目標の一つに「自ら専門技術の練磨を図り、科学的な探究心を持ち、創意工夫する人材を育成する」というものがあります。これは失敗を恐れず物事に懸命に取り組むことの大切さを表していると思っています。
アメリカの発明家・実業家として20世紀に様々なアイデアを形にしたトーマス・エジソンの言葉に、「ほとんどの人の弱点は、ほんの1、2回の失敗でやめてしまうことなんだ。」というものがあります。逆に言えば、失敗を恐れず粘り強く取り組むことができる人はそれだけで大きな長所があり、ほとんどの人に対してアドバンテージを持つということです。
 学校は挑戦して失敗から学ぶことができるところです。もちろん大きなけがや取り返しのつかない事故はいけません。また、同じ失敗を繰り返すこともよいことではありません。しかし、何度も繰り返し練習したり、挑戦したりして経験を積んだり、良い方法を見つけたりということをはじめ、一所懸命な失敗は皆さんを大きく成長させてくれるとともに成功へと導いてくれるでしょう。
 皆さんも、どうか失敗を恐れず粘り強く取り組むことで高校生活を充実したものにし、自分の未来を切り拓いていってください。本校にはそれを支える教員・先輩がいます。

 高校3年間は素晴らしい経験や出会いがたくさんあります。皆さんが本校で過ごす時間や本校でできた友人が一生の財産となり、小松工業高校を卒業してよかったと思えるよう、教職員一同、全力で支援・指導をしていきますので、一緒に頑張っていきましょう。新入生の皆さんの高校生活が楽しく充実したものになりますよう、心から祈念して式辞といたします。