うれしいことがありました  3

 うれしいことがありました。

 市内にお住まいの方から、本校の2年のある生徒が近所の除雪を自主的にやってくれた(以前からやってくれている?)ことについて非常に感謝しているというお電話をいただきました。

 終業式のときに

「明日(12/22)を休校にしましたが、理由は悪天候が予想されることから皆さんの安全確保はもちろんですが、不要不急の外出を避け、エッセンシャルワーカーの皆さんに負担をかけないようにするためです。ですから意味なく出歩かずに、必要ならば雪かきなどをして欲しい。できるなら近くのお年寄りのお宅などにも協力してくれると嬉しいです。

とお願いしたことを実践してくれたのか、以前からしていることを当たり前のようにやったのかはわかりませんが、どちらにせよ大変うれしく思います。

 きっと今回の大雪に際しては本校に限らず他にも素晴らしい行いをしてくれた生徒はたくさんいると思います。その一つ一つを把握し認めてあげることができればいいのですが現実には不可能です。私も子供のころからご近所の除雪作業をやってきましたが、褒められることはほぼありませんでした。でも生徒の皆さんには「お天道様が見とるよ」と伝えたいと思います。これは私が子供のころに曾祖母に繰り返し言われた言葉です。

 繰り返しになりますが、生徒の皆さんは本校の広告塔です。日々生き生きと充実した学校生活を送ってくれることで、地域の方々はちゃんと見てくれています。先輩方も含めそういった積み重ねがあってこそ地域から信頼され、貴重な人材として期待されるのだと思います。