校長室ブログ

電車 天下分け目の関ヶ原

 夏休み17日目です。皆さん、そろそろ夏休みに入った当初の計画がうまくいかなくなっている頃ではありませんか?時間が膨大にあるように感じられるというのは、ある意味、幸せなことの一つかもしれませんね。しかし、歳月は人を待たず。時は金なり。夏休みは残り26日です。まだまだと思うか、それとももう!と思うか。気合を入れ直してみるころかもしれませんよ。

 さて、先週の31日(土)と1日(日)。岐阜県で行われている全国高等学校総合文化祭の郷土研究部門の大会に行ってきました。開催地は岐阜県関ヶ原市。そうです。「天下分け目の関ヶ原」の、あの関ヶ原市です。敦賀までの新幹線、米原までの特急しらさぎ、そしてJR東海道線に乗り換えて2時間20分弱で到着。大会会場のすぐ隣には、岐阜関ヶ原古戦場記念館という立派な資料館があって、関ヶ原の合戦に登場する有名な武将たちの足跡が詳しくわかるようになっていました。5階の展望台からは、各武将が陣を張っていた位置が270度見渡せるようになっていて、テレビドラマではよく扱われるシーンの規模や距離感を実感することもできました。全国から参加していた高校生たちは、喜々として展示やVR体験などを楽しんでいました。

 本番の研究発表の生徒も持ち時間いっぱい使って探究してきた内容を語ってくれていました。会場のあちこちでより良い発表にするために最後の練習をしている高校生たちをたくさん見ました。運動部には運動部の戦いが、そして文化部には文化部の戦いがあるのだなと胸が熱くなりました。

 本校3年生の髙田さんが考えた「はじけろ創造 彩れ未来 いざ百万石の地へ」というテーマも、こんな風にあちこちに掲げられることになるのだなぁと、それを向陽生が作ったんだなぁと、3年後を想像するだけで興奮ものでした。

 連日熱中症警戒アラートが出ている暑い夏です。そんな中、受験活動や勉強に取り組んでいる3年生、部活動の大会や日々の練習に頑張っている1・2年生、そして今夏よく見るのが、向陽祭の準備に学校に来てくれている皆さん!悔いのない夏を過ごすように後半戦も頑張って下さいね。