日誌

2025年5月の記事一覧

応援ありがとうございました!~アート田田植え~

28日(水)お天気に恵まれ、アート田の田植えを行うことができました。

震災後、たくさんの方々の支援をいただく一方でしたが、今年は、子どもたちが自分たちにできることを考え、地域の一員として、町野の復興と町づくりにも関わってほしいと思っています。

子どもたちは、地域の方にもアート田を見てほしい、田植えにもいっしょに参加してほしいとの思いでチラシを作って呼びかけました。

もとやスーパーさんや、町野・南志見の公民館やに置かせていただいたり、仮設住宅や自分の住む地域のお宅を回ってポストに入れさせていただいたりしました。震災後からずっと支援してくださる藤本透さんもSNSを通じて呼びかけ、ボランティアを募ってくださいました。

学校に「お手伝いしますよ」と連絡をくださった方は20人ほどでしたが、当日の現場には50人を超える方々が集まってくださいました。

 

 

 

 

 

 

市内外のボランティアグループの方、地域のみなさん、JA婦人部、町野町婦人会、区長会さん、町野復興プロジェクトのみなさんなどが、互いに声を掛け合って、応援を集めてくださいました。

初めて田植えをする方、大ベテランの方、「ずっと機械を使って植えていたから、手で植えるのは何十年ぶりかなあ」という方などが協力しあって作業してくださいました。

強い日差しの中、ご協力をありがとうございました。これからの稲の成長を時々見て楽しんでいただければと思います。

 

 

交通安全教室

27日(水)輪島警察署、輪島駐在所勤務の方3人をお招きして、全校での交通安全教室を行いました。

1・2年生は、道路を歩く時の交通安全についてDVDを見ながら学習し、そのあと実際に道路に出て歩き方や横断歩道の渡り方について練習しました。

 

 

 

 

 

 

3年生は自転車の乗り方について体育館で指導をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

乗る前には自転車の点検をすることも教えていただきました。

456年生は、DVDを見て交通事故にあわないために、交通ルールについて確認しました。

誰だって、事故を起こしたくない、事故にあいたくないはずなのに毎日どこかで交通事故が起きている、ということを改めて考えさせられました。

まだまだ道路状況も元通りになるまでに時間がかかります。県外から来る車や、解体作業の大きなトラックも通る校区内です。分かっているはずの交通ルールをこれからも守って事故にあわないようにしたいものです。

 

アート田準備

いよいよアート田の田植えが近づいてきました。指導してくださる本手さんご夫妻が子どもたちのデザインにあわせて田んぼの中に目印のテープ張りをしてくださいました。

図案にあわせて細い棒を立て、コシヒカリは黄色のテープ、赤米は赤テープ、緑米は緑のテープで苗を植えるスペースの目印をつけていきます。本手さんが例年使っていた細い棒は2つの災害でなくしてしまい、途方に暮れていました。しかし、いつも学校を応援してくださる地域の方、仲谷さんが、竹を切って準備してくださいました。先を斜めに切り、枝も落として長さをそろえ、200本以上の竹を学校に届けてくださいました。感謝感謝です。

5・6年担任と教頭先生とで上から見て指示を出します。「もう少し右へ」「幅を広く」

この日は風が強く、肌寒いほどの天気でした。

今年のテーマ、笑顔と「のと」の文字、そして復興を表す上向きの矢印。幸運の四つ葉のクローバーも入れました。

広い田んぼいっぱいに図案ができあがりました。田植えは5月28日か30日、お天気を見て決めます。田植えを一緒に体験して応援してくださる方を募集しています。子どもたちは自作のチラシを作って、公民館やもとやスーパーさん、仮設住宅などに配りました。一緒に田植えをして、浮かび上がった美しいアート田をながめてくださる方、秋の実りを一緒に楽しんでくださる方がたくさん集まってほしいと願っています。

 

ようこそMASAKingさん~音楽出前授業②1~4年生~

5時間目は1~4年生の授業でした。 

 電子打楽器のリズムに合わせて体を動かしたり、

 実際に自分で電子打楽器を演奏してみたりしました。

  

最後にMASAKingさんのすばらしいパフォーマンスを見せていただきました。

その演奏に見入る児童や、ノリノリでダンスをする児童の姿が見られました。

 

 ふだんの授業では、できない体験をさせていただき、とても有意義な出前授業となりました。

MASAKingさん、ありがとうございました。

 

ようこそMASAKingさん!~音楽出前授業①5・6年生~

5月21日(水)、公益財団法人 かけはし芸術文化振興財団の高村さんからご提案をいただいて、音楽の出前授業が実現しました。

『最新型音楽特別授業 アクティブ・ミュージック』と題して、プロのミュージシャンであり音楽教育家でもあるMASAKing(マサキング)さんが来校してくださいました。

4時間目は5・6年生。リズムトレーニングやリズムリレーで準備運動を楽しみました。はじめは難しいと言っていた児童もMASAKingさんのアドバイスでだんだん上手になります。

フィンガードラムパッドなど、見るのも演奏を聴くのも初めての電子打楽器体験。

MASAKingさんのかっこいい演奏とセッションを楽しみます。少しずつ自分のリズムを工夫できる児童もいました。

最後はMrs.GREEN APPLEの[『ライラック』をカバーするMASAKingさんの演奏を堪能しました。

近くで演奏を見たり、ダンスしながら聴いたり、音楽を目いっぱい楽しみました。

楽しくてあっという間の1時間でした。感想や質問もたくさん出ました。

電子楽器とアコースティックのよさや、たくさんの音楽に出会うことの大切さを教えていただきました。

小寺卓矢さんお話会

写真家で写真絵本の制作もされる小寺卓矢さんがお話会に来てくださいました。ご自身で撮影された森の生き物(植物や動物)のたくさんの美しい写真を見せていただきました。

「いいなと思う写真があったら、自分のカメラで撮ってね!」と言われて、みんな自分の『指カメラ』でカシャカシャ撮りながら楽しく見せていただきました。

 絵本のページも大きく映しながら読み聞かせをしてくださいました。作者の方が直接読み聞かせしてくださるというぜいたくで本当に貴重な経験になりました。絵本の文章にはない、森やいのちの美しさについてもお話ししてくださいました。

何気なく見ている身の回りの植物の葉っぱがこんなにいろいろできれいでおもしろいものだとは!

『さくららら』という絵本の「わたしがさく日はわたしがきめる」という言葉、小寺さんの見事な桜の花の写真とともに、「人と比べず、自分のペースでいいんだよ」というメッセージとなり心にしみました。

小寺卓矢さん、ありがとうございました。そしてこの出会いを結んでくださった、絵本セラピストの木村志津惠さん、輪島図書館の細谷さん、堂ケ口さん、読み聞かせボランティアの西浦さん、ありがとうございました。

不審者対応訓練

15日(木)、5時間目に不審者対応訓練を行いました。職員は通報、説得、児童の避難誘導の訓練です。

輪島警察署の職員の方に来ていただきました。不審者役と、職員への指導助言をしてくださいました。

児童たちは安全な場所に静かに避難する練習です。警察の方に「とても静かだったので、どこにいるかわからなかったよ」と褒めていただきました。

その後は体育館でお話を聞き、「いか・の・お・す・し」の「大声を出す練習」と「すぐ逃げる練習」をしました。

 

 

 

持ち物を素早く手放して逃げる子、防犯ブザーを起動させて逃げる子など、それぞれどうしたらいいかを考えながら練習をしました。

「休み時間だったら」「先生が近くにいなかったら」などいろいろな場面が想定されます。その場に応じて、一人一人が素早く身の安全をはかることが大切ですね。

町野大好きさんからプレゼント

いつも支援してくださる『町野大好きさん』から、カーネーションと能登町赤崎のいちご園、宮前さんの摘みたていちごとをいただきました。

 

 

宅配便では一度金沢に運ばなくてはいけないということで、朝摘んだいちごを宮前さんが直接届けてくださいました。

母の日が近いですが、カーネーションは「いつもありがとうの気持ちを込めて大切な人に渡してね」と伝えて持って行ってもらいました。先生に渡していった子どももいます。果物やお花がまだ手に入りにくい状況の子どもたちを気遣ってのプレゼントです。

プレゼントをもらうことも嬉しいですが、渡す方がもっと嬉しい、そんな気持ちが伝わる子どもたちの笑顔です。