2025年8月の記事一覧
校章作成ワークショップ②
4月からスタートする新しい学校の校章を考える第2回のワークショップが29日に開かれました。
今回は、第1回に子どもたちが語った町野の思い出やイメージを基に、金沢美大の学生さんたちが考えてくれた21の校章案を聞き、意見を伝え合う会です。
21通りの校章案のコンセプトを1つ1つ説明してもらいます。
例えばこのデザイン、輪島の「ワ」を夕日に見立てた円いラインにして、下に海を表す波線を配したものだそうです、東陽の東の文字も入っています。
子どもたちも感心しながら聞き入っていました。
紹介が終わると、付箋に自分の意見を書いてそれぞれのデザインの周りに貼っていきます。ひとりひとり、気に入った理由も違います。また、「真ん中が空いているのが気になる。文字が入った方がいい」など建設的な意見もあり、美大生のみなさんもうなずきながら子どもたちの意見を聞いてくださっていました。
次回第3回は21案の中から数種類に候補を絞り込んで、話し合いの末、投票になるとのことです。自分たちの意見を取り入れて作ってもらう校章、どんなものに決まるのか楽しみですね。
色とりどりの付箋が貼られた校章案とプロジェクトメンバーのみんなで記念撮影をしました。
祭典中止で残念…
本日8月10日、市内に大雨・洪水警報が発令され、この日のために頑張って練習してきた子どもたちの歌・ダンス・太鼓・学習発表は残念ながら中止となりました。
子どもたちのデザイン画を基に作った『町野っ子Tシャツ』も、好きな色を選んで準備したバンダナも、お披露目は延期になってしまいました。
地域のみなさんに元気を届けたいという思いで、多くの方からいただいたご支援を基に準備させていただきました。ありがとうございます。
いつもご支援くださっている町野大好きさんからは、この日のためにと大きな三浦スイカが届いておりました。学習発表会のあと、子どもたちと保護者・地域のみなさんとで冷えたスイカを食べようと楽しみにしていましたがそれもかないませんでした。
冷蔵庫の中で出番を待っていたスイカたちですが…。
このあと児童たちが登校する予定はないので、届ける方法を考えます。
夜の部の『五千人の祭典』も中止です。PTAのみなさん、公民館、地域の区長会さん、自治会さん、婦人会さんもこの日のためにいろいろと準備をしてきたのですが、残念です。でも、「地域を盛り上げるためにできることがある!」と動き始めた歩みはこのあとも続いていくはずです。
子どもたちと共に、「これから自分たちにどんなことができるかな」 ということを考えていきます。
校章作成ワークショップ①
来年度、町野小と東陽中が義務教育学校として、新しい一つの学校に生まれ変わります。今までの『5つのハートの校章』も新しく作りかえることになります。
金沢美術工芸大学のみなさんが、町野小・東陽中の児童生徒の意見を聞いて校章のデザインをしてくださるということでワークショップが開かれました。
町野での楽しい思い出や校章に取り入れたいモチーフについて一人一人が語りました。
そのあと、「自然とか花」「手をつないでいる」「楽しそうな感じ」「四つ葉と笑顔」「夕日と波」など、大切にしたいイメージを言葉と絵でみんなに伝えました。
8月末に第2回のワークショップを予定しています。子どもたちの夢や希望が反映された校章ができあがるのか楽しみです。
町野大好きさんからとうもろこしのプレゼント!
震災後からずっと継続して応援してくださる町野大好きさんのみなさんたちが、もぎたてとうもろこしをたくさん送ってくださいました。
神奈川県三浦の井上農園というところの朝もぎとうもろこしとのことです。農園主の井上さんは地元の小学校で体験農業の講師もされている方とのことです。町野大好きさんのみなさん、井上農園さん、夏の味覚をありがとうございます。
8月6日全校登校日
久しぶりに子どもたちが登校しました。この日はもともと、土砂災害の避難訓練を行う予定にしていましたが、明け方から雷とどしゃ降りの雨で町野地区に警戒レベル4の避難指示命令が出ました。安全確保のため登校を控えてもよいことになっていましたが、スクールバスと自家用車でほとんどの児童は登校してきて、臨場感あふれる避難訓練になりました。
全校集会では、平和について考える話を聞きました。
そして、たくさんの方からいただいた支援で、五千人の祭典参加のためのTシャツを作らせていただきました。今日はそのお披露目でした。
子どもたちが考えてくれたデザイン画を基に作られました。胸にはアート田のデザインとシンクロする四つ葉のクローバー、袖には校章、背中には五千人の祭典の象徴でもある花火と、小学校の校舎が配されています。来年度から義務教育学校となり、町野小学校は今年で閉校となります。最後の年の記念をこうして形にすることができ、ご支援いただいたたくさんの皆様には心から感謝申し上げます。
五千人の祭典では、このTシャツを着て、地域のみなさん・保護者のみなさんに感謝を伝え、元気と笑顔を届けられるよう精いっぱい頑張ります。
踊ろう、ちょんがり
8月10日の五千人の祭典で踊る地域の盆踊り『ちょんがり』と、定番の『炭坑節』を教えていただきました。
中学生や高学年は踊るうちに少しずつ思い出したようです。
教えてくださった地域の先生方も、「子どもたちと踊ったら元気が出たわ」と笑顔で帰られました。地域の文化をこれからも大切に守り伝えていきたいものです。先生方、東陽中のみなさん、ありがとうございました。
祭り当日の夜、みんなで楽しんで踊りたいですね。婦人会のみなさんも浴衣姿で参加されるそうです。
薬物乱用防止教室
7月15日(火)、5・6年生を対象に薬物乱用防止教室がを行いました。
能登北部保健所の方に来ていただいて、お酒・たばこ・薬物の害や心と体に与える影響などを教えていただきました。
お酒、たばこ、違法薬物に加えて、『オーバードーズ』についても学びました。病気を治す薬も、量を守って正しい飲み方をしないと害になるということを知り、みんな驚いていました。
「私のお父さんもタバコを吸うけれど…」と』感想を述べる児童もいました。家族や身の回りにタバコやお酒をたしなむ方は多いですが、薬物と違って「絶対ダメ」ではなく周りに迷惑をかけないように場所や量を考えて付き合うことが大切ということを学んでいました。
ハーダー先生、お元気で
外国語の授業で、外国語の発音や外国の文化を教えてくださったALTのハーダー先生がオーストラリアに帰られることになりました。
ハーダー先生は、日本語で書いたお手紙を読んでくれました。
「もし誰かに、”58さいの時に町野小学校のALTになっているよ”と言われてもきっと信じられなかったと思います。将来のことは本当にわからないものですね」
「英語では、一期一会の気持ちでコミュニケーションできたらいいんじゃないかと思います。かんばってね。」
日本語が上手で、子どもたちとも先生方ともコミュニケーションをはかることができた先生でした。
子どもたちからは、メッセージと花束をお渡ししました。
「オーストラリアからオンラインで会うことができたらいいですね!」と話しておられました。
さようならじゃなくてSee you later!ハーダー先生、たくさんたくさんありがとうございました。
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