日誌

2024年3月の記事一覧

3/18の町野小

県の英語指導の先生、理科指導の先生に今日もご指導・ご支援をいただきました。

空き時間に、一緒に校区内被害・通学路点検をしていただきました。

町野川の堤防は、グニャグニャバキバキになっており、

橋は今は通行できるように復旧工事されたものの、発災当時の酷さが伺える場所もありました。

東大野のグランドゴルフ場は整地され、杭を打って仮設住宅建設が始まっていました。

道端には、ところどころ「災」と書かれた災害ゴミがまとまって置いてありました。

ゴミといえど、毎日使っていた愛着のある物、ご先祖様が使われていた物等、

それぞれが思い出のある物だったんだろうな、、、と思いながら、車での通学路点検を終えました。

車で走行できる道がかなり増え、建設業者の方の日々のご苦労に感謝するばかりです。

 

今日の昼食の熊本支援チームの汁物は、さつま揚げのスープ。

今までの汁物にはない、違った新しい出汁でおいしさ倍増。

毎日飽きさせない汁物メニューを考えていただき、ありがとうございます!

昼休みに、卒業生が総合でまとめたSDGsの発表しました。

「目標4:質の高い教育をみんなに」について調べ、

自分たちにできることをプレゼンしました。

在校生も職員も「質の高い教育」という概念を改めて知ることができ、

今の自分はどうなのか、そして自分にできることを考える機会となりました。

卒業式の後・・・

教室で、卒業生親子がお別れ会をしていました。

午後に郵送で届いた熊本の小学校からのメッセージをみんなに見てもらいました。

「くまもんやぁ!」「わあ〜すごい!」っと集まり、

一つ一つのメッセージを親子で読んでいました。

 熊本からの応援メッセージ、卒業生にとっても素敵な思い出となりました。

ありがとうございます!

そして、6年生一同からいただいたお花。

先生たちにとっても、忘れられない素敵な卒業式となりました。ありがとう!

 

第27回 卒業証書授与式

3月15日(金)、第27回卒業証書授与式を町野小学校体育館で行い、

令和5年度の卒業生8名(うちオンライン参加2名)が本校を卒業しました。

来賓の皆様、保護者の皆様、避難所の皆様に、卒業生の門出をお祝いしていただきました。

 「私たちは、人の痛みがわかります。私たちは人の優しさ・温かさを知っています。私たちは、たくさんの人に支えられ、協力をいただき、今日こうして卒業式をすることができています。」

「震災以来、皆さんは辛い思いをしてきたと思います。その中で、保護者の皆様、先生方、地域の方々、全国から思いを寄せてくださった皆様方のご支援で、今日のこの素晴らしい卒業式を迎えることができました。」

退場の際には、避難している地域の方々手作りの首飾りもかけていただきました。

教室に戻って各担任から卒業証書を渡し、オンライン参加の卒業生はChromebook越しに渡して記念撮影をしました。

在校生、職員、地域の方のアーチをくぐって「おめでとう!!」と見送られました。

8名中2名が地元東陽中に進学、他6名は市外、県外へとバラバラに進学する予定。

 

「これからの生活の中で、痛みを感じている人には、温かく手を差し伸べてください。

 自分が辛いときは、遠慮せず、周りの人を頼ってください。」

「人は、けっして一人では生きていけません。一人ひとりが協力し、助け合い、

 思いやりを持って行動すれば、辛いことも乗り切ることができます。」

たくさんの方々からいただいた言葉を胸に、それぞれの道へ旅立ち、活躍してくれることを祈っています。

 

明日は卒業式

午後から在校生と職員で卒業式の準備をしました。

 

玄関、体育館、卒業生の教室、廊下、あちこちをきれいに掃除し、たくさん飾りつけをしました。

卒業生は、家庭科の時間に作った手作りプレゼントを先生方に手渡ししてくれました。

素敵なプレゼント、ありがとう!

卒業式当日の朝、卒業生が久々に全員集合して卒業証書授与の練習、歌の練習をします。

放課後、卒業クラスの担任を中心に、流れを最終確認しました。

 

会場は、町野小体育館。後ろ半分は、避難所となっていますが、

避難者の方々にも参加していただきながら、卒業生をお祝いする予定です。