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【教職員リレーブログ】「私が見つけた秋」
お題としていただいた「私が見つけた秋」は(毎年のことですが)、コンビニエンスストアの冷蔵庫に並ぶ『キリン秋味』です。
今年も8月下旬に見つけましたが、その頃はまだまだ酷暑の真っただ中で「何が…」という思いで横目に見ていだけでした。しかし、今回このお題をいただいて思い出し、「もうそろそろかな」と考え味わってみることにしました。
「秋味」といえば『鍋』。定番のキムチ鍋で…とも思いましたが、先日通勤中のラジオで聞いた「引退したお相撲さんがもう一度食べたいちゃんこ一番人気の湯豆腐ちゃんこ」にチャレンジしてみました。
この湯豆腐の秘訣は「特製たれ」ということで多少面倒でしたが時間をかけて作ってみました。(作り方はインターネットで調べ、相撲部屋ごとに若干レシピに違いがあり、今回は湯煎で仕上げるタイプを選んだため50分程度かけて完成)
出来上がった「特製たれ」は見た目にはあまり美味しそうではなく多少不安になりましたが、「お相撲さんの舌は絶対裏切らない」と信じて鍋の仕上げに移りました。
いよいよ実食。
いい感じで火が通った豆腐、鶏もも、えのき、キャベツを器にとり、
「特製たれ」をかけ、
よくからませ、
まず一口、
感想は…
「不味くはないけど、それほどでも…」という感じでややがっかり。
家族に聞いても、「まぁ、悪くないんじゃない」という感じなので、「こんなこともある」とあきらめて食べ続けました。
しかし、これが食べれば食べるほどうま味が増していく感じで、「秋味」ともよく合い完食しました。(〆のうどんもうまかった~)
さらに、翌日昼頃になるとなぜかこの湯豆腐をもう一度食べたくなり、残った「特製たれ」で連日連夜の湯豆腐ちゃんこになりました。
この鍋がなぜ引退したお相撲さんがもう一度食べたいちゃんこ一番人気なのか気づきました。この鍋(=特製たれ)には一種の中毒性があるのです。この稿を書きながらも思い出すとまた口の奥であのうま味の記憶が蘇ってきます。このブログを読んで興味を持った方は、インターネットで簡単にレシピを調べられますが、決して一口目から美味しくないのにまた食べたくなるという、もう後戻りできない深みに陥る可能性が極めて高い禁断の鍋に手を出すのだという覚悟をもってお試しください。
ともあれ「私が見つけた秋」というお題をいただいたおかげで新しい食の発見がありました。
次の方へのお題は、アツアツの鍋からのつながりで「アツさ」でお願いします。