DXハイスクール

2025年11月の記事一覧

【DX・探究】教員探究研修 

令和7年11月27日(木)教員対象の探究研修を行いました。講師は「楽しい学校コンサルタントSecond」代表の前田健志さんです。教員同士で班になり、「他者と見え方が同じ?違う?」「相手に良さを伝えるためにはどうしたら良いか?」などのワークを行いながら、生徒の気持ちになって、探究にとって大事なことを体験することができました。

 また企業や他校の探究事例を見ながら、良い探究とは何かを考えることができました。探究活動の重要性を改めて感じるとともにデータサイエンスの重要性も実感することができる濃度の濃い2時間となりました。

先生の学びが、生徒の学びに繋がるため、先生たちも日々、自己研鑽をしています。

 

【DX・総探】スライド作成講習会~人を惹き付けるコンテンツ制作~ 

令和7年11月20日(木)2年生総合的な探究の時間に、スライド作成講習会~人を惹き付けるコンテンツ制作の秘訣~をオンライン講義という形式で行いました。講師は金沢工業大学メディア情報学部メディア情報学科の根岸一平准教授です。伝えるデザインは「見た目の美しさ」よりも「わかりやすさ」が重要で、➀文字のレイアウト②オブジェクトの配置③色の使い方の3つを論理的に作ることができれば、誰でもわかりやすいものが作ることができるというお話でした。

「文書は明朝体の方が良いが、スライドの場合はゴシック体が向いている。」

「バーニア視力の関係で人間は、ずれに敏感だからオブジェクトはとにかく揃える。」

「文字の色は明度差を意識し、HSL空間で色を選ぶ。」など目から鱗が落ちるような話が多数ありました。 

生徒も熱心にメモをとっていました。

 探究の内容だけでなく、スライドもさらにブラッシュアップしていきます。

生徒の感想(抜粋)

・人間はズレにすごく敏感なのでズレを直すことは重要。

・明度差は大きい方が見やすいけど彩度は見え方が色によって異なることがわかったので、誰にとっても見えやすいものにしたほうがいいスライドになることがわかりました。

・文字の種類を使いすぎないようにしようと思います。

・おしゃれなスライドを作るのではなく見やすいスライドを作るため、文頭をきっちり揃えたりすることが大事だということが分かった。

・自分たちが作ったスライドにもまだまだ改善点がある子に気付かされました。