鶏のシルバーありがとう

 飼育委員会の子どもたちがお世話をしている鶏のシルバーが今日亡くなりました。長休みに今までお世話してきた子どもたちが集まり、冥福を祈りました。シルバーが亡くなったことを知った子どもたちも集まってきました。
 私が本校に赴任してきた7年前、本校の鶏小屋には17羽の鶏がいました。その中で最後まで生きていたのがシルバーです。人間ならきっと90歳をこえていることでしょう。日曜日に餌をあげた時、餌をおいてあるところに「よっこらしょ!」という雰囲気でやっと登っていました。
 シルバーは、昨年11月に仲間入りした若い4羽のニワトリの先生でした。若いニワトリたちが自分が生んだ卵を蹴とばしている傍らで、4個の卵をじっと温めていました。
 冷たくなったシルバーの傍らで、一羽の若いニワトリが卵を温めている姿が印象的でした。ずっと飼育委員でお世話をしてくれた6年生と5年生の男の子が埋葬のお手伝いをしてくれました。ありがとう、シルバー!あなたは4羽の鶏の立派な先輩でした。
 
<シルバーの冥福を祈る飼育委員会の子どもたち>