おはなし会

今日はがらがらどんさんのおはなし会の日です。
6年生のテーマは「人権」です。

「オオカミクン」グレゴワール・ソロタレフ/作 ポプラ社

「いじめだよ!」フランチェスコ ビトー/作 ブロンズ社
「ローザ」ニッキ・ジョヴァンニ/作 光村教育図書
「かがやく先輩からのメッセージ」井出幸亮 松井広美/作 国立青少年教育振興機構
素話「天福と地福」

 黒人差別の話を書いた「ローザ」や、小さい子どもでもわかるように書かれたいじめの本「いじめだよ」などが心に残ったようです。「自分たちの身近なところから差別(いじめ)をなくすよう心がけたい」という感想が多くでました。実際に行動に移すことは言葉ほど簡単ではありませんが、真剣に人権の本を聞くことのできたこの子たちなら、できるのかもしれないなと思いました。

3年生 「日本の民話・世界の民話」です。

「たまごからうま」酒井公子/再話 偕成社 ~ベンガル~ 

「だごだご ころころ」石黒渼子 梶山俊夫/再話 福音館書店 ~日本~
「コケーナとであったチャンゴ」やなぎやけいこ/再話 福音館書店 ~アンデス~
「みそすりじぞう」石川県児童文化協会/再話 ~石川県~
手遊び かたどん ひじどん
素話 こびととくつや

 「たまごからうま」は馬の卵だとだまされて買ったものはカボチャ。馬が生まれたと勘違いしたものはトラ!?反応のいい3年生たちは笑いながらきいていました。 

 「私も弟に読んであげたい」という感想を言ってくれた子がいました。私は正直、民話とはありえない話や都合のいい話が多い、ただおもしろいだけの話だと思っていました。でも、「おもしろかったから弟に」という思いやりの心も育むものなのだと子どもに教わりました。
 他にも主人公の行動を見て、自分だったらこうするという考えをもって聞いていた子や読み聞かせが聞きやすかったなど、話し方の感想を言ってくれた子もいました。民話のおもしろさを通じて子ども達の心にいろいろな感情が芽生えたようでした。