自然の恵みで勉強

 1年生の教室から楽しそうな声が聞こえるので行ってみると、まつぼっくりで作ったけん玉で遊んでいました。材料はプリンなどのカップと松ぼっくりと糸だけです。こんなシンプルな遊び道具ですが、いろいろ工夫して遊んでいるのです。100までの数の勉強はまだしていないのですが、「163、164、165・・・」とできた回数を数えている子がいました。こつを教え合っている子もいました。1年生の生活科「あきって気もちがいいね」の勉強の一コマです。
 玄関のほうを見ると、2年生の子どもたちが落ち葉を拾っていました。外に出て見ると、松林で2年生の子どもたちが図工の勉強をしていました。「しぜんをあつめて」という単元です。桜、イチョウ、カエデ、モクレンなどの校庭の木々が赤や黄色に染まり、その中で創作活動をしている光景がとてもすてきでした。小グループに分かれ、語らいながら思い思いに作品づくりに取り組んでいました。
 そういえば、何年か前に金沢市内の小学校や津幡町の保育園の先生が「松ぼっくりを分けてください。」とわざわざ本校に来られたことがあります。自然環境に恵まれた学校に学ぶ子どもたちは幸せです。
<松ぼっくりけん玉に夢中の1年生>         <ぐうぜんカップの縁にのりました!>
 <松林で秋風の中「しぜんをあつめて」の勉強中の2年生>