2011年12月の記事一覧

冬休み!子どもたちは元気かな?

 今日は御用納めです。学校は明日から1月3日まで、年末年始のお休みに入ります。
 今日、5年生の子どもたちは町文化会館で1月15日に披露する「町民愛唱歌」のリハーサルを行いました。ピアノばかりでなくフルートやパーカッション、ギターなどの伴奏で歌いました。始めのうちは立派な伴奏に戸惑っていたのですが、喜多形氏の指導のもと、どんどん上手になっていきました。1月15日の本番が楽しみです。
 さて、2学期の終業式では、生徒指導の先生から「ちょいのて」という合言葉をもとに、冬休みの生活について指導を受けました。「ちょ」は「貯金」です。お年玉をもらっても無駄遣いせず計画的に使って、残りは貯金をしましょう。「いの」は「命」です。交通事故に気をつけましょう。自転車に乗る時はヘルメットをつけましょう。「て」は「手伝い」です。「わたしは洗濯物をたたむ手伝いをします。」と発表していた2年生の女の子は、きっと今頃せっせと洗濯物をたたんでいることでしょう。家族の役に立つことを喜べる子になってほしいものです。
 保健委員会の子どもたちは「規則正しい生活をして健康に過ごしましょう」というテーマで寸劇をしました。ちょうど保健委員会の発表の時間は、大きな雷が鳴り、霰が体育館の屋根を叩きつけるような悪条件でした。でも、どの子も雷に負けない大きな声で演技をしていました。1年生から6年生まで真剣に、そして面白いところでは大きな声で笑ったりして見ていました。
 私は校長講話を「では、皆さん!よいお年を」という言葉で締めくくりました。帰り際、校長室の前で、子どもたちが「さようなら。校長先生、よいお年を・・・」と挨拶をしていってくれました。心温まるひと時でした。
 保護者の皆様、地域の皆様、そして向小の子どもたち、よいお年をお迎えください。この1年間のご理解、ご協力に心より感謝いたします。
 

いしかわ学校読書の日

今月のいしかわ学校読書の日は、朝自習の時間に図書委員の出前読み聞かせ又は紙芝居です。

 季節にあわせてクリスマスの本を選んだ子や、自分が前に先生に読んでもらっておもしろかった本を選んだ子など、3度目の読み聞かせでは、図書委員の本の選び方にも聞いてくれる人たちへの気持ちが入ってきたようです。
 
 
 読み終え、図書室に帰ってきた図書委員の中に、「ここと、ここと、ここがうけた!」とページをひらいて見せてくれた子がいました。私もそうですが、聞いてくれた子たちが笑ってくれたページは自分にとって特別なページになるんですよね。
 私は全員の感想は聞けませんでしたが、読み終えた達成感やほめてもらえた喜びで、図書委員たちの顔はほこほことあたたかい笑顔でした。


ボランティアさんありがとう!パートⅡ

上の写真はアカシア交差点です。緑台のボランティアの方がいつも4人で立ってくださっています。子どもたちは元気な声で「おはようございます。」と挨拶をしていました。小学生や中学生ばかりでなく、内灘高校の生徒さんも挨拶をしています。ボランティア活動の様子を見ていて、挨拶は人間関係ができているからできるのだと思いました。「子どもたちから元気をもらっています」といううれしいお言葉を頂きました。朝早くからいつもありがとうございます。
この写真は学校近くの変形した交差点のところに立って、子どもたちを見守ってくださっている方です。ボランティア活動を始めて6年になるそうです。今の6年生が1年生の時から子どもたちを見守ってくださっています。寒い中、笑顔で張りのある声で「おはよう」と朝の挨拶をしてくださっています。ここを通る子どもたちの名前を全部知っていらっしゃいます。寒い中、ありがとうございます。
校門前には二人の方が立ってくださっています。油断すると子どもたちは、道幅いっぱいに歩きます。そして、車を見ないで道を渡ろうとします。お二人はいつも「いったん止まって車を見て渡ろうね」などの安全指導もしてくださっています。この方たちも子どもたちの名前や誰が何時頃にだれと一緒に登校するかまでご存知です。

ボランティアさんありがとう!

 2学期もあと二日です。今朝は、子どもたちを見守ってくださっているボランティアさんを訪ねました。どの方も7時過ぎには、いつもの場所に立っていらっしゃいました。お陰さまで、子どもたちが安心して登下校できます。ありがとうございます。
 
 7時にはもう中学生が登校しています。この方はいつも早く登校してくる3年生の子どもたちのために、朝暗いうちからこの場所に来てくださっています。
 地下道の入口です。7時ごろから見守りスタートです。この方の奥さまは、いつも地下道の掃除をしてくださっています。空き缶やゴミが毎日のように捨てられているそうです。
東山トンネルの出口です。いつも二人で立ってくださっています。高校生が気持ちのよい挨拶をしていました。
 5丁目の運動場の角です。高校生の自転車と車がぶつからないようにカーブミラーを見ながら声をかけています。一人一人の子どもたちに笑顔であいさつをしてくださっています。

3年生のクラブ見学

 昨日1214日に、3年生のクラブ見学がありました。

  学年を超えて、元気に仲良く活動する4~6年生の姿を見て、3年生の子どもたちからは、来年のクラブ活動が楽しみになったという声がたくさん聞こえてきました。体験することのできるクラブもあり、4~6年生に教えてもらいながら、笑顔で活動に取り組む姿も見られました。

 

 

  
 3年生の子どもたちから、すてきな感想が届いたので、紹介したいと思います。

「色々なクラブがあって楽しかったです。来年は、クッキングクラブがいいです。わけは、みんなで協力して作るのと食べるのがいいからです。」

「わたしは全部回ったけど、一番やりたいな~と思ったのは、クッキングと手芸です。どっちも好きなのでえらべません。でも、どっちかをえらぶことはできないのでじっくり考えたいです。」

「クラブはいろいろあって、その中で一番楽しかったのは、卓球です。クラブといってもむずかしかったです。」

「4年生になったら、どのクラブに入ろうかなと思いました。わけは、みんなちがうクラスでも、わらっていたからです。4年生になったら楽しみです。」

「クラブでは、見学やたいけんがあって、わたしも4年生になったら、手芸にはいりたいです。もし、はいったらおしえてください。手芸ですこしだけ、たいけんできてよかったです。4年生になったらたのしみです。」

「クラブ活動のけんがくは、いろいろなクラブがあって、みんなたのしそうだったので、ぼくもはやくクラブ活動をしたくなりました。クラブ見学は、すごく楽しかったです。」

「体育館で、バスケットボールを見学しました。体けんしたいとお願いしたら、いいよといったのでうれしかったです。ほかのクラブもいろいろ体けんできてよかったです。ぼくは、4年生になったらどのクラブにはいるか楽しみです。」


  
今回のクラブ見学は、子どもたちにとって、来年に向けての期待とやる気が高まる良い機会となったようです。


誠美幼稚園、向粟崎保育所へ行って来ました。


幼保小連携事業として1年1組が誠美幼稚園へ、1年2組が向粟崎保育所へ行って年長さんと交流してきました。いっしょに歌を歌ったりダンスを踊ったりしました。国語で学習した「小さな生き物の見つけ方」を年長さんに教えてあげたり、お話を読んだり紹介したりもしました。どの子も年長さんに喜んでもらおうと一生懸命にがんばっていました。年長さんが真剣にお話を聞いてくれたことが、子供たちには喜びになり、自信につながったようです。幼稚園や保育所の先生方からも「どの子もしっかりと成長している姿を見ることができ、嬉しく思いました。」という感想をいただきました。 

師走の晴れ間に外遊び

 昨日、先週金曜日に雨のためできなかった外遊びをしました。ご近所の方々にご迷惑ではないかと思うほどの歓声でした。いつもの昼休みと掃除の時間をあわせた40分の外遊びタイムです。子どもたちの笑顔を見ているだけで大人も元気になります。
 お子さんはどこでだれとどんなことをして遊んだのでしょう?この写真を見ながらお話をしてください。

楽しそうにボランティア掃除

 もうすぐ冬至です。一年で一番日の出が遅い時期です。校長室の窓から見える山並みからやっと太陽が顔を出し始めました。今日は良いお天気になりそうです。子どもたちも久しぶりに松林や運動場で思い切り外遊びを楽しむことでしょう。
 さて、前庭のイチョウも桜もすっかり葉を落とし、冬ごもりの準備が完了しました。それでも、松の木からは毎日松葉が落ちてきます。その松葉をせっせと掃いてくれる子どもたちがいます。前庭ばかりでなく、なんと子どもたちが大好きな松林の中や中庭まではいてくれているのです。4年生の子どもたちです。登校したらすぐに、自分たちから進んで掃除をしてくれています。計画委員会の子どもたちが呼びかけたボランティア落ち葉集めがきっかけだったのでしょか?どの子もとても楽しそうです。土曜日に学校に来て、松林をそうじしてくれた子もいるようです。
<4年生が働いているのを見て3年生も参加!>
    <集めた松葉の山>
 <本日の日の出!本校は日の出鑑賞絶景ポイントです>

消防署見学


12月9日(金) 内灘町消防署見学に行ってきました。
 〈消防署の人達は内灘町をどのようにして火事から守っているか調べてくる〉というめあてをもって見たこと、聞いたことをメモをしながらたくさんのことを学習していきました。
 
 4つの班に分かれて、(救急車)(ポンプ車)(救助工作車)(消防署の中)を見学させてもらいました。救急車では、地図がでるモニターや病院とつながっているカメラにとても驚いていました。ポンプ車では、ホースの長さや重さ、入っている水の量などを教えていただき、重いホースバックを持って走ることに感心していました。救助工作車では、見たことのない大きなカッターやチェンソーを見せてもらいどんなことに使われるのか考える姿が見られました。消防署の中では仮眠室や指令室を見せていただき、普段は見ることができないものを見ることができました。タイミングよく、波浪注意報解除の通信が入るところも見学することができたグループもありました。
 
 見学で学んできたことを学校でまとめ、今後の学習に生かしていけたらなと思っています。3学期の学習が楽しみです。
 
 
 

おはなし会

今日はがらがらどんさんのおはなし会の日です。
6年生のテーマは「人権」です。

「オオカミクン」グレゴワール・ソロタレフ/作 ポプラ社

「いじめだよ!」フランチェスコ ビトー/作 ブロンズ社
「ローザ」ニッキ・ジョヴァンニ/作 光村教育図書
「かがやく先輩からのメッセージ」井出幸亮 松井広美/作 国立青少年教育振興機構
素話「天福と地福」

 黒人差別の話を書いた「ローザ」や、小さい子どもでもわかるように書かれたいじめの本「いじめだよ」などが心に残ったようです。「自分たちの身近なところから差別(いじめ)をなくすよう心がけたい」という感想が多くでました。実際に行動に移すことは言葉ほど簡単ではありませんが、真剣に人権の本を聞くことのできたこの子たちなら、できるのかもしれないなと思いました。

3年生 「日本の民話・世界の民話」です。

「たまごからうま」酒井公子/再話 偕成社 ~ベンガル~ 

「だごだご ころころ」石黒渼子 梶山俊夫/再話 福音館書店 ~日本~
「コケーナとであったチャンゴ」やなぎやけいこ/再話 福音館書店 ~アンデス~
「みそすりじぞう」石川県児童文化協会/再話 ~石川県~
手遊び かたどん ひじどん
素話 こびととくつや

 「たまごからうま」は馬の卵だとだまされて買ったものはカボチャ。馬が生まれたと勘違いしたものはトラ!?反応のいい3年生たちは笑いながらきいていました。 

 「私も弟に読んであげたい」という感想を言ってくれた子がいました。私は正直、民話とはありえない話や都合のいい話が多い、ただおもしろいだけの話だと思っていました。でも、「おもしろかったから弟に」という思いやりの心も育むものなのだと子どもに教わりました。
 他にも主人公の行動を見て、自分だったらこうするという考えをもって聞いていた子や読み聞かせが聞きやすかったなど、話し方の感想を言ってくれた子もいました。民話のおもしろさを通じて子ども達の心にいろいろな感情が芽生えたようでした。