12月4日から10日は、人権週間です。
今日、中島小学校では、人権集会が行われました。
運営委員より、人権についての説明がありました。
次に、Jamaney石川の岩崎さんから、車椅子の生活についてスライドを使ってお話してくださいました。
なぜ僕は、車椅子にのっているのか?と問われ、子どもたちは、戸惑っていましたが、そこから、学びのスタートです。
岩崎さんからは、自分達の住んでいる地域には、いろいろな人がいる。そして、その人その人の考え方、捉え方があるということをまず伝えてくれました。
車椅子は、みさなんから見ると、障害者がのっている、高齢者がのっているというマイナスイメージかもしれないが、岩崎さんにとって、車椅子は、移動手段であり、行きたい所へ行ける便利なものというプラスイメージであるというお話でした。
車椅子にのってはいますが、自分のことは、自分でしている。ご飯を作ったり、お風呂に入ったり。
やっていることは、同じだけど、そのやり方が違い、その人に合ったやり方をしているということが伝えたいことだと思いました。
低学年には、少し難しいところもありましたが、一人一人岩崎さんの言葉を受け止めていたように感じました。
障害者は、できないことが多いからかわいそうではない。人によってできることできないことがある。できることの種類が違う。そこを考えていくと、いろんな人の住みやすさが変わっていくということも教えてくださいました。
相手のことを考えコミュニケーションとることで、自分の知識が増え、今まで見えてなかったことが見えるようになる。
など、本当にたくさんのことを学びました。
感想や質問の時間も取りました。
中村さんは、「車椅子の生活は、自分と違うと思ったけど同じでした。」と自分のわかったことを伝えました。
車椅子バスケについても興味があったらしく、車椅子では、どうやってドリブルするのですか、シュートは届くのですかと質問すると、すぐ実演してくださいました。
今日は、車椅子バスケ用ではないといいながら、シュートを打った瞬間きまり、みんな拍手喝采。スリーポイントシュートも打つことにもびっくりしていました。
岩崎さんは、カヌーやクロスカントリーにも取り組んでいるそうです。
もっと、いろんなお話を聞きたくなりました。
岩崎さん、ありがとうございました。