癒しのお部屋

SSS(スリーエス)と引きこもり



  初代斜男(ななお
)が帰ってきました。3月末の離任式でしばらく引きこもって充電すると宣言し、実際4月の1ヶ月間じっくり休んでいました。責任や義務のない日々は、長年の教員生活でズタズタになった小生の精神や肉体を確かに癒やしてくれました。

 何かの縁で、本校のスクールサポートスタッフを拝命することになり、5月から現場に復帰しています。スクールサポートスタッフとは、先生方の校務を補助し、本来の職務である授業や教材研究に集中してもらうためのお助けマンです。小生は勝手にSSS(スクール・サポート・スタッフ)=スリーエスと呼んでいます。昔の車で「ブルーバードSSS(スリーエス)」というのがあり、(古い! 50年近く! ほとんどの人は知らない! スーパー・スポーツ・セダンのこと)あこがれの車だったので、この名が気に入っています。

 話はそれましたが、「引きこもり」のことです。政府の推計では70万人とも言われています。厚生労働省は引きこもりの定義を「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅にひきこもっている状態。時々は買い物などで外出することもあるという場合もひきこもりに含める。」としています。

 小生は1ヶ月で快方に向かいましたが、6ヶ月以上はつらいです。多くの学校で引きこもりに近い子どもを抱えています。原因は様々で、複雑だと思いますが、SSSとして何かできることがあるのでしょうか。元「癒しのお部屋」の住人として、瞑想にふけっている今日この頃です。
                                 
                           【初代斜男(ななお)でした】