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新聞に親しんでいますか!

12月13日(火)

今週3年生は、『新聞に親しもうWEEK』と称して、朝学習の時間に北國新聞デジタル版を活用して、その日の新聞記事から興味関心を持った記事について、クラスメイトと交流する時間を設けています。本日は、A組で実施しました。

ところで生徒の皆さんは、どれくらい新聞を読んでいるのでしょうか。4月に実施した全国学力・学習状況調査(3年生対象)の質問紙調査の「新聞を読んでいますか」の項目では、「ほぼ毎日」「週に1~3回」を合わせての回答は2割弱という結果でした。

最近は説明文を正確に読み解くことも重視されています。小説や物語は、連続型テキストと呼ばれます。連続型テキストを読むための読解力は、本を読むことで身に着き、読書は同時に感性を豊かにもしてくれます。一方、説明文を読むときに必要になるのが、非連続型テキストを読むための読解力です。文章だけでなく、写真や図、表、グラフなどを総合して読み解く、ざっくりでよいので全体を理解する力が必要となります。文章、写真、図、グラフなど、さまざまな要素が混ざった新聞は、適した教材の1つと言えますね。

現在、新聞をあまりあるいはほとんど読んでいないという人は、まずは新聞の「見出し」だけ読んでみることから始めてはどうでしょうか。見出しというのは新聞記事のタイトルです。新聞をめくりながら見出しを斜め読みして、気になる記事を探したり、おもしろい写真を探したりする。続けているうちに記事本文を読むなど、次のステップに繋がっていきます。気長に無理せず、毎日10分だけ、新聞と向き合ってみてはどうですか。