進路のお知らせ

第17回模擬裁判選手権大会のガイダンスに参加しました。

法学や法曹界だけでなく、社会のしくみや歴史に興味のある生徒が参加しました。

日本国憲法における法からはじまり、裁判所と法の支配、刑事事件の流れ、

そして犯罪が成立するまでの流れを確認することができました。 

講義と互いの意見交換をすすめていくうちに、裁判官、被疑者・被告人、検察官、弁護人の仕事について理解を深め、イメージをもって模擬裁判に向けた基本を学ぶ時間となりました。

参加者のコメント:

・何時間かかけて学ぶ内容を短時間で教えていただいた。

・もともと文系科目全般、歴史や公民が好きで参加をした。中学校で学んだ制度についても講

    義で触れていて、興味深かった。

・最後に生徒同士で、「どの罪が一番重罪」か話し合う場面があったが、意見が様々に出て面

    白かった。

医療職インターンシップを実施しました

7月31日~8月2日に、看護師・理学療法士・作業療法士・放射線技師・臨床検査技師・薬剤師などの職業体験を、金沢市内を中心とした5つの病院で実施し、約30名の生徒が参加しました。

 

インターンシップに向けて、7月には事前学習会として外部講師をお招きし、「医療人として働くということ」という題で講義をしていただきました。

ここでは、現在の医療現場の在り方から、どのような資質・能力が求められているのかについて学び、インターンシップに参加するための心構えや目標を持つことができました。

 

インターンシップではそれぞれの病院・職種ごとに体験や見学を行い、医療現場で働く人々や患者様から様々なことを学びました。

生徒からは、

・看護師は、患者さんの食べ方や飲み込み方をよく知り、その人にあった食事を提供するということが印象的だった。

・患者を相手にしていることを忘れないでくださいと言われて、医療職はまず病気を診る以前に人を診ているんだと感じた。

・看護は裏で多くの人の支えがあってなりたっていることがよくわかった。

・仕事はネットとかで調べるよりも、実際に足を運びこの目で確かめた方が早いことがわかった。

・検査技師の仕事内容が自分が想像していたより多いことを知り、検査技師に限らず、自分が知らないだけであって一つの仕事でも幅が大きく広がっていて、より気になったものは進んで調べるようにする必要があると学んだ。

といった感想があげられました。

今後の進路や将来を考える上で、大変貴重な体験をすることができました。

ご協力いただきました病院関係者の皆様、ありがとうございました。

学部学科説明会を行いました。

9月4日(水)7限目 1年生の生徒が学部学科説明会に参加しました。

金沢大学より20学類の先生にお越しいただき、各学類の特徴や面白さについてお話しいただきました。新学期がはじまり、各ホームルームでは進路についての個別面談が始まる中での開催となりました。2年次における理系・文系クラス選択についての判断材料を得る目的で、講座に臨む生徒の様子が見られました。また、金沢大学を進学先として志望している生徒にとっては、大学の最新の研究に触れるよい機会となりました。

<生徒の感想>

・(フロンティア工学類)世の中の「飛ぶ」生き物や物体が、なぜ飛んでいるのかという疑問の原理を知りえた。何事も調べたり研究したりすることで解き明かすことができるのだと思った。

・(数物科学類)もっと長い時間講義を聞きたかった。多面体を利用したシャボン膜の実験結果が意外で面白かったです。正多面体がなぜ五種類しかないのか考えてみたいと思いました。

・(地球社会基盤学類)地震について詳しく知れた。机を叩いたらその揺れに反応していて地震計が動いていたところを実際に見る事ができた。

・(学校教育学類)ただ知識を頭に入れるのではなく、違ってもいいから自分で考えて理屈を理解することが大切だとわかった。教員の道に進むか悩んでいたが、進もうという思いが少し強くなった。

・(法学類)受講前は、法学類は弁護士や裁判官になる人のための学部だと思っていたが、民間の企業でも法務部などで活躍の場があることを知った。また、法律を暗記するだけでなく、裁判の事例などを学びこの場合はどうすればいいのか等と自分で考えなければならないことが多いとお聞きし興味深かった。