図書室からのお知らせ

図書室より

二水図書館へようこそ

新年度を迎え、二水図書館もより多く、より楽しく、より有効に御利用いただけるように準備しています。

 新入生、4月最初の情報の授業は、図書館ガイダンスを学校図書館司書が中心となって行います。

 まず、一冊の本との出会いから、求めさえすれば自分の世界が深く広くなってゆくという、先輩生徒の例をまじえての話を聴いたあと、「好きな本1.2冊を手にとって借りてみよう。」との呼びかけに応じ、新入生たちは借り受けの手続きを学びながら、たくさんの本を持ち帰ってくれました。

 どうか、よい本との出会いがありますように。

 本校の図書館は、カーペット張りの床で、校内履きを脱いで入室する場所です。勉強の合間にも、ほっとくつろいで心静かに過ごせる場所でもあります。

  たくさんの御利用をお待ちしています。

 

《司書より》

吉田松陰は『 読書というものは、最もよく人の心を変えるものである。書というものは、何と恐るべきものだろうか。 』と言っています。若いみなさんは毎日変化しています。

今までの自分と違った進化した自分をめざしてみませんか?

他人の言葉が自分を変えてくれることもあります。図書館にはそんな言葉があふれています。見つけに来てください。 

 

 


全校一斉読書を行いました。

 先月の前期読書週間(5月22日(火)~25日(金))にST前の時間を
利用し、全校一斉読書を行いました。
 今年度は、全学年とも、生徒一人一人が自分で選定した本を読みました。
ただその中でも、2年生は「1年生の時より、少し難度の高い図書にチャレン
ジする」、3年生は「自分の進路先及び志望大学で学びたいことに関連する図
書」といった学年に応じた条件があり、3年の生徒達が事前に図書館に来て、
自分の志望する専門分野に関する本を一所懸命に探す姿も見受けられました。
また、読書週間の最終日に1年生のあるクラスを覗いてみると、
『モンテ・クリスト伯』『幸福論』といった読み応えのある本を読む生徒もい
ました。あまりに集中し過ぎていて、ほぼ全員、チャイムが鳴ってもしばらく
読み続けていたのが印象的でした。

           

 今回の読書期間中、240冊もの貸出がありました。また今年度に入り、2年
生は「総合的な学習の時間」の探究活動で、図書館を頻繁に活用しており、
研究内容によっては、県立図書館から専門書をお借りすることもあります。
ぜひこうしたことが一つのきっかけになって、読書が生徒たちの生活の中の
一部になってくれたらと思っています。