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図書室より

新学期前、 “ほっと”な二水図書館を覗いてみると・・・

   新学期を控え、まだまだ暑い日が続いていますが、
そんなある日、二水図書館を覗いてみると・・・
生徒たちが、思い思いに読書や調べ物に取り組んでいました。
その中には、高校に入って初めての読書感想文を書こうと、
本を探しに来る1年生もいます。

また、2年生のあるグループは、約1ヶ月後に控えた修学旅行先の台湾を調べていました。
初めての台湾でどんな発見があるのか、今から楽しみですね。

そして、隣の学習室を覗いてみると・・・、
3年生が真剣な眼差しで受験勉強に取り組んでいました。  
ガンバレ3年生諸君‼

       
  夏休みのある日の二水図書館の様子      修学旅行先の台湾を調べる生徒達
   

                      
         夏休みのある日の学習室の様子

 ところで、二水の図書課では、この夏に、『ビブリオバトル』(競技スタイルの書評発表会)を
図書委員の生徒を集めて行いました。
京都大学の学生さんが考えたというこの知的なゲーム、今回のテーマは“元気になれる本”

(今回は、多くの人が初対面同士ということで、まずは自己紹介ゲーム等をしました。
そして、いざ本番へ!)
生徒一人一人が、自分が元気になれる本を持ち寄って3分間プレゼンを行い、
その後に質疑応答の時間を設け、最後は投票で「チャンプ本」を決めました。

              
             これぞと思う一冊を手に、只今プレゼン中・・・

以下は、参加生徒の感想です。

・初対面の人と自分のオススメの本を紹介しあうのに、最初は少し抵抗があったけれど、実際  にやってみたら意外とおもしろかったです。

・人生初のビブリオバトルだったんですが、失敗を恐れずすることができました。

・私は1分程度しか話せませんでしたが、3分間しっかり話している人が多くてすごいなと思い     ました。今日の経験を次に生かせればと思います。

・3分間しゃべる続けることの難しさを感じます。相手が知らない本を紹介する際には、内容を丁寧に説明するより、物語の雰囲気や、ジャンルなどを明確にしたうえで、物語のさわりに触れておけばいいのが分かった。

・自分の知らない本ばかりで、どれも読んでみたいと思ったし、知っている本もまた、もっと深く 読み込んでみたいと思えた。

・初めてのビブリオバトルで緊張した。久しぶりに本を読む機会になった。

人に順序立てて説明する難しさを感じた生徒も多く、よい経験になったようでした。
また、これをきっかけにして2学期以降も、読書の輪が広がってくれることを願っています。
  
      
  途中の休憩時間の様子・・寛いでいます。    チャンプ本を片手に微笑む
                                優勝した2年生の高橋さん