今月の読み聞かせ(偶数学年)

 昨日は今月に入って初めての偶数学年の読み聞かせでした。がらがらどんさんは、冬をテーマにした本を選んで読んでくださいました。4年生が読んでもらった「雪の結晶」という本はしかけ絵本です。ページを開くたびに子どもたちから「わあー!」と歓声が聞こえたはずです。私もこの本を持っているのですが、どのページもとてもきれいで細工も複雑です。
 6年生の読んでもらった本「ありがとう、フォルカーせんせい」は障害のある女の子のお話です。学習障害を乗り越え、今は自分の得意な絵を描くことを生かして絵本作家になっているという作者自身が主人公のお話です。5年生の国語の本にも紹介されています。
字が読めないという障害をからかわれいじめられる場面は、絵を見ても文章を読んでもとてもせつなくつらい気持ちになりました。人権教育にふさわしい絵本でした。