<授業拝見>3年生少人数算数

11月27日(水)3限目

  今日は、3年生の少人数算数の授業を参観しました。3年生は、算数の時間に1・2組が3つのグループに分かれて算数の授業を行っています。担任の岡田先生、廣田先生に加え、山本千尋先生が入り、少人数で丁寧に指導し理解がより進むようにしています。今日は、山本千尋先生のグループの授業を参観しました。

 今日の授業は「16人で玉入れをするとき、どこにどう並べばよいか(公平か)」という題材から、みんなが、かごから同じ距離になるように並ぶとよいことに気づかせ、そこから「円」という概念を理解させるという学習場面でした。まずは、「2人だったらどう並ぶ?」次は「4人だったら?」というふうに順に考えていくと、16人の場所を決めていくうちに、かごの周りに丸くなって並べばよいことに気づきます。「丸く」とは、算数用語では「円」であること、円とは、かごから同じ距離の点をつないだものだということが、「玉入れ」というゲームを通して理解できていました。生活と算数はこのようにつながっています。今後も少人数のメリットを生かし、さらに理解が進むように題材の工夫も行っていきます。