<授業拝見>5年1組

6月5日(火)5限目 道徳
 今日は、5年1組の道徳の授業を参観しました。道徳は、平成30年度より「特別の教科」となりました。学校では、いじめ問題等の今日的な課題について児童が互いに議論し合い、学んだ道徳的価値を日常生活に生かしていくよう、授業改善が進められているところです。今日の授業は、まさに「いじめ」をテーマとした授業で、児童は、担任の河内先生と心を合わせ、自分達の日常にも照らし合わせて考えを深めていました。

道徳の教科書に出てくる主人公の「ぼく」は、周囲のみんなからいじめを受けていたのですが、転校してきた勇馬くんに助けられます。勇馬くんが発した「いじめは学級をこわします!」という勇気ある言葉に児童は共感し、「いじめをなくすために大切なこと」について、自分なりに、また、ペアや全体でも、考えを巡らせていました。児童から出された考えの中には、「(グループやペアで学習するときは)だれとでもいっしょにやること」という意見や、「見て見ぬふりをしないこと」という意見があり、つい自分達がやってしまいがちなことにも目を向けて意見を出し合っていました。

自分事として考えることは、「特別の教科」道徳の授業でも大切にされているポイントです。今日の授業を通して、いじめは絶対にしてはいけない行為であるということが、あらためて児童の心に刻まれたと信じています。



<いじめられている「ぼく」の心の中を想像する・・・・・・>
  

<「いじめをなくすために大切なこと」について、ペアで考えてみる・・・・・・>