<授業拝見>5年2組

6月21日(木)1限目 国語 

 今日は、5年2組の国語の授業を参観しました。国語の教科書には、夏休み前に、どの学年にも「本は友達」という読書単元が設けられています。世の中の情報化が進み、様々な情報の中から必要な情報を収集・選択し、精査・統合する能力が求められていますが、近年は、児童生徒の活字離れが叫ばれ、それらの能力の低下が懸念されています。そのため、日常的な読書を推進するための学習が、6年間で積み重ねられるようになっているのです。

今日は、おすすめの本を「ポスター」「ポップ」「本の帯」のいずれかで紹介することをめあてに、「千年の釘にいどむ」という説明的な文章を題材に、「おすすめポイント」を見つける学習していました。担任の松田先生が出した課題は、<どんなところがおすすめか>です。子ども達は、2つの読みの観点(①登場人物の言動②印象に残った筆者の考え)で、「おすすめポイント」を探していました。この2つの観点は、文章の主題に迫る部分でもあります。自分なりに捉えた「おすすめポイント」について交流し合う場面もあり、この後のポスターやポップ、本の帯作りを楽しみにしながら、読みを深め合っていました。活動を通して、読書に親しみ、本と友達になってくれることを願っています。

 

※最終的には、自分が選んだ「おすすめポイント」を紹介文にして、「ポスター」や「ポップ」「本の帯」に載せます。一人一人感じ方が違うので、選ぶ場所はバラバラでよいのですが、互いに交流し合うことでいろいろな感じ方があることを知り、読書のおもしろさに気付くことができます。

<教科書で場所を示し、根拠を明らかにして意見を伝える>