<授業拝見>3年2組 

12月7日(金)5限目 算数
 今日は、3年2組の算数の授業を参観しました。今日の学習のめあては、「1Lより少ないはしたのかさ」を分数で表すことです。算数の学習は、既習がとても大切で、これまでの学習が考える時のもとになります。今日の学習も、前の時間に「4つに分けた2つ分は4分の2」という学習があり、そのことをもとに考えを出し合っていました。

問題を読んだ児童は、まず自分で解決のための図をかきました。教科書にも、図はあるのですが、担任の平林先生は、あえてその図を見せず自分で書かせることで、考える力をつけようとしていました。3の2の子ども達はこうして普段から鍛えられているので、説明力もしっかりとついています。「きのうのことを使って~」「~さんに分かりやすく言います」「きのうは~でしたね」「つまり~ということです」「みなさん、いっしょに数えてみましょう」といった具合に、聞き手を巻き込んでの説明がとても上手にできます。このような説明力は新学習指導要領で謳われている「協働的な学び」の場で必ず必要となります。

今日の学習は、自分達でかいた図を使って説明し合い考える中で、答えにたどり着き最終的に全員の理解が進みました。ベテランの指導技術でどんどん鍛えられていく子ども達は、どの子も生き生きと学習していました。
<図も説明もしっかりとかけます>          <黒板に2種類の図をかき説明し合います>
 

<図を使って説明します>              <分かったことを伝え合い教え合います>