職員による学び合い

本校では、朝と帰りの帯タイムを活用して、学年に応じた補充学習を行っています、ぞれぞれは、とても短い時間なのですが、校歌の一節にもある「積もればちりも 山となり 滴るしづく 海となる」のごとく、この取組が子ども達の大きな力につながると信じて、コツコツと取り組んでいます。

帯タイムの取組の1つに「読みチャレ」があります。新聞記事を題材にした質問に対して、読み取ったことを答えたり、自分なりに考えたことを作文したりする学習です。全学年で取り組んでいるのですが、今日は、全職員が、6年生の「読みチャレ」の様子を見学しました。自分自身の指導の積み重ねが、6年生になるとどんな力になるのかを実感する時間にもなりました。

6年生は、先生の指示がなくても、問われていることに対するキーワードや自分の考えの根拠となる部分に蛍光マーカーで印をつけていました。6年生の担任が、どのように机間指導をしているのか、どのタイミングでヒントとなる言葉をかけるのかを全職員で見学しながら学習しました。

また、解き終わった子から、さっと自学ノートを開き、新聞記事を丁寧に自学ノートに視写する6年生の姿に、先生方が感心する場面も見られました。

雪が降り続く外の寒そうな景色とは裏腹に、先生方の真摯な学び合いの熱い姿が見られた朝でした。