<授業拝見>5年1組 音楽

12月4日(水)5限目 音楽

 今日は、5年1組の音楽の授業を参観しました。音楽担当は、中村麻実先生です。中村先生は、2年生から6年生の全てのクラスで音楽を担当しており、「音楽が好きな子」を育てるために日々授業をがんばっています。

 今日は、5年生で「待ちぼうけ」の歌詞と音楽(歌い方)から、情景を想像する授業をしていました。作詞は北原白秋、作曲は山田耕筰で、昔からよく耳にする曲ですが、子ども達には歌詞の内容も、DVDから流れる音楽(歌い方)も耳になじまなかったようで、はじめは、キョトン顔の児童やクスクス笑いの児童もいました。しかし、その反応をすばやくキャッチした中村先生は、「何か面白いところがあったんだね。それはどこ?」と問い、歌詞と歌い方を連動させ、そこから情景を想像するという学習につなげていました。

 歌い方の強弱や速さが歌詞と相まって、情景が想像できることを何回も音楽を聴きながら確かめる中で、いつの間にかクスクス笑いは、「へえ~」「なるほど」に変わり、曲はすっかりと子ども達の耳になじんだようでした。