教頭の日誌

聖城祭

 いよいよ聖城祭の日を迎えました。今年は

コロナ禍で事実上学校も6月から始まりました。

生徒もここまでよくがんばってきたと思います。

むしろ例年より出席率も高く、皆勤者も多い

ことに私は深い感慨を覚えます。

 今年のスローガンは灯(ともしび)。希望の

灯をともそう、です。コロナ禍に負けず、未来に

暖かくて明るい火を灯したいと生徒たちは考え

てきました。その成果を今日の聖城祭で発揮し

てくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 開会式のあと、総合的な探究(学習)の時間

の中間発表会です。3グループごとにパネルと

プレゼンソフトを駆使した発表をし、質問を

受けました。グループごとに全員がマイクを持っ

て発表し、司会進行も生徒会役員で務めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【生徒の感想】

・自分なりに頭の中で完成図を思い浮かべながら

 取り組んできたことを発表する前は緊張したけ

 ど、終わったあとはほっとした。(くらしと観光)

・私は作ることが好きでものづくりを選んでよか

 った。発表は緊張していてよく覚えていないけど

 みんな興味ある内容ですごく面白かった。(も

 のづくり)

 

 さていよいよろうそくアートです。実は11月2日、

生徒はそれぞれ自分のろうそくを手作りしました。

その様子を少し紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空き缶と針金で作った容器に粉状の蝋(ろう)

を入れて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その中にクレヨンを削って混ぜて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 湯煎(ゆせん)して溶かしていきます。

あとは紙コップに少しずつ入れて冷やし、

また色を変えて入れて冷やし、を繰り返し

てろうそくを作っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして全員で一人一人が思い思いの色を付けて

手作りしたろうそくが出来上がりました。

 そうしたろうそくをこの日体育館に据え付けた

ステージに置いていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらに飾り付けの小さなろうそくの配置は

学年ごとに自由にデザインしてもらいました。

その仕上がりは実に素晴らしいものでした。

 ひとつひとつ点火し、体育館の電灯を消し

て息を呑んで見つめたろうそくアートが

これです。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 圧巻でした。みんなで見つめる灯(ともしび)

は静かに揺らめいて、それぞれの心に確かに希望

の火をともしてくれたように思います。

 そのほか、ステージ発表では1年生のYさんや

M先生、T先生が素敵な歌と演奏を披露してくれ

ました。またアマチュア歌手も参加して秋の夜

の時間の流れを楽しむことができました。

 そうそう忘れてならないのはPTAの方に作って

いただいたカレーライスです。私も足手まとい

ながら他の先生に混じってお手伝いさせていた

だきました。生徒全員が黙々と食べ、美味しかっ

たーと。中辛と甘口に分けた2つの鍋が空っぽ

になりました。PTAの方々にはいつもお世話

になります。またの機会によろしくお願いします。

 最後にふれあいホールの展示を。今年も

多くの方々に支えられて無事聖城祭を成功裏の

うちに終えることができました。ありがとう

ございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【生徒の感想】

・ろうそくアートはきれいやなと思ったし、

 ろうそくの灯でコロナが落ち着いてほし

 いなぁと思った。

・うまく作れるか心配だったけど、思った

 よりきれいでやっていてよかったなと思

 った。
・PTAの方のカレーライスが美味しかった。

・ゲストのライブめっちゃよかった。先生

 や生徒の歌がうまかった。